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【吹き抜けに窓】おしゃれな3つの事例紹介│掃除などポイントや注意点、メリット・デメリットも解説
注文住宅をおしゃれにする方法のひとつは「吹き抜けを利用する」ことです。
開放感があり、採光通風に効果を発揮する吹き抜けは非常に魅力的です。
吹き抜けを利用するとき、多くの方が「窓っているのかな?」という疑問を抱えます。
光をたくさん取り込める反面、掃除が大変そうに思えるため窓を配置することに慎重になってしまいます。
そこで本記事では、吹き抜けに窓を設けるとどのようなデザインになるのか、実例を紹介したうえでメリット・デメリットを紹介します。
掃除のことや、吹き抜けと窓に関して語られることの多い疑問も紹介・解説するので、吹き抜けや窓の機能が気になる方は、最後まで読んでみてください。
おしゃれな吹き抜けリビングの事例を見てみたい方は、こちらのコラムもおすすめです。
▶関連コラム:【吹き抜けリビング】をおしゃれにする”5つのコツ”│メリット・デメリットや後悔を防ぐ方法も解説
Contents
『吹き抜けに窓』おしゃれな3つの事例紹介
吹き抜けに窓を設けた場合に、どういった住まいが完成するのでしょうか。
はじめに吹き抜けに窓を設けた、おしゃれな事例を3つ紹介します。
連続した窓から光が差し込む吹き抜け
「縦横に連続する空間の家」に設けられた吹き抜けは、南側に設けられた連続した窓が特徴的です。
隣家が近くに迫る都市部の住宅では、採光の問題で室内が暗くなる問題が生じやすいもの。
一方で本事例のように、高い位置から採光すれば光を十分に取り込めます。
後述しますが、窓を多く設ける場合に問題になりやすいのは「寒さ」の問題です。
窓をたくさん設ける場合は、窓を始めとする断熱性能への配慮を考えましょう。
吹き抜けに設けた窓で青空を切り取る
「青の家」では、玄関に設けた吹き抜けに窓を配置しています。
窓からは青空を望むことができ、暗く狭くなりがちな玄関を、視線を遠くに運び明るく演出してくれます。
玄関に窓を設けることで、こもりがちな玄関の匂いを排出する効果も期待できるでしょう。
吹き抜けに窓を設けることで、デザイン面・機能性、双方のメリットを感じられます。
中庭に面したプライベート感ある吹き抜け・窓
「伸びやかな吹き抜けの家」に設けられた吹き抜けは中庭に面しています。
吹き抜けに窓を設けることで問題になる事柄のひとつはプライバシー性です。
開放的な空間ができても、常に見下ろされているようでは、心からくつろぐのは難しいでしょう。
伸びやかな吹き抜けの家のように、中庭に面して吹き抜けを設けると、プライバシー性を保ちながら開放的な暮らしを実現できます。
おしゃれで機能的な「中庭のある家」。事例や特徴を確認したい方には、こちらの記事がおすすめです。
▶関連コラム:中庭のある家|コの字・ロの字・L字の間取り、中庭のメリット・デメリット(防犯・快適性など)も解説
吹き抜けに窓を設けることで、こうしたデザインや特徴を持つ住まいを実現できる可能性があります。
一方で、後述しますが吹き抜けに窓を設ける場合に、事前にチェックしておきたい事柄もあるので注意が必要です。
「吹き抜けに窓がある事例をもっと見てみたい」
「吹き抜けに窓のある空間が理想だけど、心配ごともある」
このような疑問・不安を抱えているなら、吹き抜けのある家をたくさん設計・施工してきたsumutoco(スムトコ)までご相談ください。
※しつこい営業は行っておりませんので、お気軽にお問い合わせください。
sumutoco(スムトコ)は首都圏(東京・埼玉・神奈川・千葉・茨城)のお客様の家づくりをお手伝いしています。
紹介した事例のほかにも、おしゃれな家の施工事例を紹介しています。中庭からの光が差し込む家や間接照明がおしゃれな家など、たくさんの事例の写真を掲載しているので、ぜひご覧ください。
『吹き抜けに窓』設けることで感じる5つのメリット
続いて、吹き抜けに窓を設けた場合にどんな特徴が感じられるのか確認します。
吹き抜けに窓を設けた場合には、以下の5つのメリットを感じられるでしょう。
- ・おしゃれで開放的な空間になる
- ・採光しやすく明るいリビングになる
- ・高さがあることから広く見える
- ・デザイン性の高い住まいになる
- ・開閉式の窓で換気効率を上げられる
特に高い効果を感じられるのは、採光・通風の特徴です。
吹き抜けは窓を設けなくても、上下方向の空気の流れが生まれるため、吹き抜けのない家より風が通りやすく、光が拡散する特徴を持ちます。
しかし窓を設けることで、高い位置からの効率的な排熱や採光を図れるので、吹き抜けの効果をさらに高めることができるでしょう。
吹き抜けのデザインや機能は住まいによって千差万別です。もっと事例を見てみたい方は、こちらのコラムもおすすめです。
▶関連コラム:吹き抜けは6畳〜8畳が目安。事例、やめておけばよかったと後悔しない4つの重要ポイントを解説
『吹き抜けに窓』設けることで感じる5つのデメリット
一方で、以下のようなデメリットを感じる場合もあるので、吹き抜けを設けるならデメリットを軽減できる工夫を加えることが大切です。
- ・窓から熱気・冷気が侵入する
- ・光が入り込み過ぎて眩しい
- ・高い位置に手が届かず手入れしづらい
- ・窓から隣家が見えてプライバシーが守れない
- ・抵抗する床が少なくなり地震に弱くなる
こうしたメリット・デメリットを持つ「吹き抜け+窓」のある空間。
失敗や後悔を避けて満足できる暮らしを送るためには、吹き抜けの施工に慣れた、設計・施工業者を選ぶことが大切です。
満足できる吹き抜けのある暮らしを送りたいなら、多くの吹き抜けリビングを設計・施工してきたsumutoco(スムトコ)まで、お気軽にご相談ください。
※しつこい営業は行っておりませんので、お気軽にお問い合わせください。
『吹き抜けに窓』考えておきたい掃除のこと
デメリットの中でも、設計・施工段階で考えておきたいのは「吹き抜けの窓を掃除する方法」です。
高い位置にあり、間取りによっては脚立でも届きづらい吹き抜けの窓は、設計・施工の段階で、以下のような掃除する方法を考えておく必要があります。
- ・掃除を行うための通路を確保しておく
- ・照明は天井ではなく壁面に取り付けておく
- ・窓拭き用のグッズが届く高さに窓を取り付ける
対策を講じておくことで、高い位置の窓も問題なくメンテナンスできます。
半年や年に一度など、定期的に吹き抜けの掃除をクリーニング業者に頼むことも対策のひとつです。
吹き抜けに廊下が面した間取りも、メリット・デメリットなど捉えておきたい特徴があります。事例の確認も含めて、廊下のある吹き抜けについて知りたい方は、以下のコラムがおすすめです。
▶関連コラム:【吹き抜けに廊下】3つの実例紹介│メリットデメリット・失敗を防ぐポイントも解説
『吹き抜けに窓』設ける場合のポイント・注意点
デメリットを感じずにメリットを最大化するためには、事前に対策を施すことが大切です。
どんなポイントを意識するのか、確認しましょう。
吹き抜けに設ける窓は暑さ寒さ対策に断熱性を高めて
吹き抜けに窓を設けるなら「暑さ・寒さへの対策」を施すことが大切です。
具体的には、断熱材のグレードを上げたり、性能の高い窓を利用することが挙げられます。
たとえば夏場に性能の高い窓と低い窓とを比較した実験では、明らかな温度差が生まれています。
窓の大きさ・枚数によって温度差はさらに大きくなるので、吹き抜けに窓を設けるなら高い断熱性能は欠かせません。
sumutoco(スムトコ)では、耐震・断熱性能にも気を配っています。耐震・断熱性能への配慮について知りたい方はこちらの記事がおすすめです。→
▶sumutoco(スムトコ)の家づくり 断熱性能について
吹き抜けに差し込む日射量・方向を想像
吹き抜けから取り入れる「日射量や日差しの方向の調節」も大切です。
日射量や日差しは、生活のしやすさに直結するもの。
周囲の環境や土地の条件からシミュレーションすることも可能なので、家族の過ごし方に合わせた適度な日射量を想像してみましょう。
どの方向に開くか検討して吹き抜け窓の景色を想像
吹き抜けに窓を設ける場合は「窓の先にどんな風景が見えるのか」も考えておく必要があります。
窓の先に公園の緑があるなら、透明ガラスにして優れた景色を取り込む方が魅力的なデザインになります。
窓の先に見える風景が取り込みたいものなのか、避けたいものなのか、設計の段階で周囲の土地・建物を見て想像しておきましょう。
目隠し・すりガラスの利用も検討
吹き抜けの窓の先に隣家の窓があるなら、視線を通さないために「”すりガラス”を入れる」こともおすすめです。
半透明にすることで光は通しつつ視線を遮ることができ、プライバシーを守って採光を確保できます。
半透明の窓は汚れが目立ちにくい点もメリットに挙げられます。
吹き抜けに面した窓は1階の窓とラインを揃える
吹き抜けのある家で外観デザインにもこだわる場合は「上階・下階の窓のラインを揃えること」もおすすめです。
内部の間取りに合わせて窓の高さや横の配置がバラバラになるケースもありますが、縦のライン・横のラインを整えると外観がすっきりします。
事例のようなモダン・シンプルな外観デザインの住まいを好む方には、以下のコラムもおすすめです。
▶関連コラム:モダンでおしゃれな3階建ての外観デザイン(縦長の狭小住宅など)|間取りアイディア、高さ制限なども解説
「吹き抜けの南面に窓なし」という選択肢も
吹き抜けを設けるメリットのひとつは十分な採光を確保できることですが「あえて吹き抜けの南面に窓を設けない」という選択肢も考えられます。
南面に窓があると、一日中十分な採光を得られる代わりに、眩しさが気になるケースも見られます。
南は壁にして、東や北など、安定的に優しい光を取り込める方向に開く考え方もあります。
窓はあって当然のイメージがありますが、”なくす”ことで得られるメリットもあります。窓のない家の特徴については、以下のコラムがおすすめです。
▶関連コラム:【窓のない家】8つのメリット5つのデメリット│事例や気をつけたいポイントも紹介
『吹き抜けに窓』関連する疑問に回答します
記事の終わりに「吹き抜け+窓」に関連して、聞かれることの多い疑問を紹介・解説します。
吹き抜けにはどんな窓が適しているの?
窓には多くの種類があります。一般的な引違い窓、固定されたFIX窓、外に向かって開くタテ滑り出し・ヨコ滑り出し窓など。
それぞれ特徴が異なるので、目的に合わせて選択しましょう。
「自然と親しむ中庭の家」のように、面積の大きな部分はFIX窓、開閉する箇所はルーバー窓(1階から開閉できるチェーンタイプ)のように、複数の種類の窓を組み合わせるのもおすすめです。
窓のある吹き抜けに照明は必要?
「吹き抜けに窓があるなら、照明はいらないんじゃない?」と聞かれることもあります。
しかし一般的には「窓があっても照明は必要」です。
照明のない吹き抜けは夜間、真っ暗になり、圧迫感を感じる場合があります。
吹き抜けを照明で照らすことで、夜でも圧迫感を感じない吹き抜けを実現できるでしょう。
吹き抜けの窓にカーテンは必要なの?
吹き抜けを設ける場合「必要に応じてカーテンを取り付けます」。
カーテンの主な役割は、外部からの視線を遮ることや熱を遮ることにあります。
しかし中庭のある家では外部からの視線は感じずに済み、高い断熱性を持つ窓であれば熱を遮れます。
一方で「中庭があっても夜はカーテンを閉めたい」「高い断熱性を持つ窓に加えて、カーテンを設けてさらに断熱性を高めたい」といった場合はカーテンを取り付けてもよいでしょう。
ただし、窓に加えてカーテンの掃除も行う必要があるので「外に閉じ、内に開く家」のように、廊下のある吹き抜けに設置することをおすすめします。
窓のある吹き抜けにシーリングファンは必要?
「窓があればシーリングファンは不要なのでは?」と聞かれることもありますが、一般的には「シーリングファンを取り付けることをおすすめします」。
吹き抜けに窓を設け、さらにシーリングファンがあれば効率的に排熱ができ、逆に冬場はファンを逆回転させて暖かい空気を下階に送れます。
吹き抜けを快適な環境にするために、シーリングファンの設置がおすすめです。
吹き抜けに面してシーリングファンのある事例を見たい方。吹き抜けににシーリングファンがある場合の特徴が気になる方は、以下のコラムがおすすめです。
▶関連コラム:【吹き抜けにシーリングファン】3つの施工事例とメリット・デメリット│選び方と注意点も解説
まとめ│吹き抜け+窓でおしゃれな空間を実現
開放的な空間を実現できる吹き抜けですが、窓を加えることでさらに採光・通風性能が高まります。さらに青空や木々の緑を取り込むことで、さらにおしゃれな空間を実現できます。
ただし、暑さ寒さやプライバシー性の面でデメリットを感じるケースもあるので、吹き抜けに窓を設けるなら吹き抜けを多く施工してきた経験豊富な設計者・施工者に依頼することをおすすめします。
弊社sumutoco(スムトコ)は、本記事で紹介した事例以外にも、吹き抜けのある住まいを施工した経験が豊富にあります。
吹き抜けのある家の事例を見たい方は施工事例をご確認ください。
もっと詳しく話を聞きたい方は、お気軽にsumutoco(スムトコ)までご相談ください。
▶吹き抜けのある間取りに興味のある方はsumutoco(スムトコ)まで、お気軽にご連絡ください。
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