2023.07.25
家作りの考え方

【吹き抜けに廊下】3つの実例紹介│メリットデメリット・失敗を防ぐポイントも解説

【吹き抜けに廊下】3つの実例紹介│メリットデメリット・失敗を防ぐポイントも解説

▶施工事例:鮮やかな配色が美しい家

注文住宅は建築する際に、非常に細かな仕様を決める必要があります。

たとえば、吹き抜けを設ける場合に「吹き抜けに面して廊下を設けるべきか」「手すりの材質は何にするべきか」といった選択を重ねていきます。

本記事では「吹き抜けに面して廊下を設けること」のメリット・デメリットや実例、失敗を避けるためのポイントを紹介します。

実際に建てられた吹き抜けの写真を参照するので、吹き抜けの事例を見てみたい方にもおすすめです。

▶『吹き抜け』の施工実績が豊富な設計者を探している方はsumutoco(スムトコ)まで、お気軽にお問い合わせください!

 

吹き抜けに対して廊下を作る「実例」

はじめに「吹き抜けに面して廊下を設ける」とどんなデザインになるのか、実際に建築された事例を確認します。

光と風を呼び込み、収納も設けた多目的空間

光と風を呼び込み、収納も設けた多目的空間

▶施工事例:ロフト基地のある家

「ロフト基地のある家」の吹き抜けはリビングの真上に設けられています。

吹き抜け、および面する廊下には太陽光がさんさんと当たっていて、吹き抜けに向かって座れば心地よい暖かさに包まれそうです。

収納を設けるとともに、奥にある”こもり空間”へのアクセス路としても利用でき、実用性の高い吹き抜け・廊下になっています。

玄関の直上に設けられた「閉じる」タイプの吹き抜け+廊下

玄関の直上に設けられた「閉じる」タイプの吹き抜け+廊下

▶施工事例:青の家

「青の家」の吹き抜けは玄関の真上に設けられています。

吹き抜けに面する2階の廊下は手すりではなく壁を立ち上げていて、玄関にいる来客から2階のプライベートな空間が見られることを防いでいます。

一方で2階廊下の奥側の窓は中庭に向かって開放されています。
吹き抜け+廊下の間取りを選択する場合は「閉じる・開く」という選択が重要になることが分かります。

広々とした踊り場のある吹き抜け+廊下

広々とした踊り場のある吹き抜け+廊下

▶施工事例:シンボリックなサイディングの家

「シンボリックなサイディングの家」は、広々としたLDKの上に吹き抜け+廊下を設けています。

廊下は一部分が広くなっていて、棚を置くことも、机・いすを置いてくつろぎスペースとして利用することも可能です。

特にシンボリックなサイディングの家は、2階の窓から公園の豊かな景色を見ることもでき、廊下が生活を彩る豊かな空間として利用できるようになっています。

 

吹き抜けに廊下を設けることで、紹介したような豊かな空間が手に入ります。

ただし、メリットとともにデメリットを感じる場合もあるので、続く吹き抜けに廊下を設けた場合の特徴解説も見てみてください。

吹き抜けはメリットもデメリットも大きく感じられる、独特の性質を持つ間取りです。

デメリットを抑えてメリットを大きく感じるためには、吹き抜けについての豊富な設計・建築の実績が必要です。

「吹き抜けに対する造詣が深い設計者・施工者を探している」という方は、sumutoco(スムトコ)までご相談ください。

▶sumutoco(スムトコ)に問い合わせる

※しつこい営業は行っておりませんので、お気軽にお問い合わせください。

 

sumutoco(スムトコ)は首都圏(東京・埼玉・神奈川・千葉・茨城)のお客様の家づくりをお手伝いしています。

▶sumutoco(スムトコ)の施工エリアはこちら

紹介した事例のほかにも、おしゃれな家の施工事例を紹介しています。中庭からの光が差し込む家や間接照明がおしゃれな家など、たくさんの事例の写真を掲載しているので、ぜひご覧ください。

▶sumutoco(スムトコ)の手掛けた家を見る

 

吹き抜けに対して廊下を作る「メリット」

はじめに吹き抜けに廊下を設ける場合の以下の「メリット」を紹介します。

デザインだけではなく、採光・通風など実用面でもメリットがある点に注目です。

  • (1)吹き抜けを通して風が通り抜ける
  • (2)吹き抜けを通して光を取り入れられる
  • (3)吹き抜け・シーリングファンなどの掃除が容易に
  • (4)開放的な廊下が手に入る

 

「吹き抜けのある家」の魅力など、特徴を詳しく知りたい方は、こちらの記事もおすすめです→
▶【吹き抜けのある家】魅力や気を付けたい注意点・おしゃれにするためのポイント|実例も紹介

(1)吹き抜けを通して風が通り抜ける

(1)吹き抜けを通して風が通り抜ける

▶施工事例:多様な空間が広がる家

吹き抜けに廊下を設けると、廊下や廊下とつながる部屋へも「通風を確保できる」点はメリットといえます。

「多様な空間が広がる家」のように、吹き抜けに面して大きな開口がある家では、窓を開ければ十分な量の通風を見込めます。

風が通れば湿気を追い出すことにもつながり、居室・廊下とも快適な空間となるでしょう。

(2)吹き抜けを通して光を取り入れられる

(2)吹き抜けを通して光を取り入れられる

▶施工事例:自然と親しむ中庭の家

風とともに「採光を確保できる」点もメリットに数えられます。

「自然と親しむ中庭の家」では、2階の廊下に手洗い場を設けています。水気があっても、光が当たればカビの発生を抑制でき、健康的な暮らしを送れます。

観葉植物の育成にも最適で、グリーンが好ましいワンポイントになっています。

(3)吹き抜け・シーリングファンなどの掃除が容易に

(3)吹き抜け・シーリングファンなどの掃除が容易に

▶施工事例:斜め壁リビングの家

吹き抜けを設ける際に問題となることが多いのは、窓やシーリングファンの掃除です。

しかし吹き抜けに廊下があれば「掃除できる範囲が広がります」

「斜め壁リビングの家」のように、窓やシーリングファンへアクセスできるよう間取りを配置すれば、掃除の手間を省ける可能性があります。

(4)開放的な廊下が手に入る

(4)開放的な廊下が手に入る

▶施工事例:ヒノキ香る和モダン邸宅

壁に囲まれていない「開放的な廊下が手に入る」点も大きなメリットです。

「ヒノキ香る和モダン邸宅」では、LDKの直上に大きな吹き抜けを設けていますが、廊下が吹き抜けに面して、さらに勾配天井も採用することで、非常に開放感溢れる空間作りに成功しています。

 

こうした吹き抜けならではの「開放感ある独特なデザイン」を実現したい方に、吹き抜けはおすすめです。

もっと事例を見てみたい方は、以下の記事も参考にしてください。→
▶吹き抜けは6畳〜8畳が目安。事例、やめておけばよかったと後悔しない4つの重要ポイントを解説

 

吹き抜けに対して廊下を作る「デメリット」

吹き抜けに廊下を設けると、メリットだけでなく以下のデメリットを感じる場合もあります。

建築後に後悔を抱えないよう、特徴を把握しておきましょう。

  • (1)物を落とさないように注意する必要がある
  • (2)デザインにこだわると費用が増加する
  • (3)下から見えることが気になる場合も

 

吹き抜けを設けることで後悔を感じたくない方は、こちらの記事もおすすめです→
▶吹き抜けの「後悔・失敗」感じる5つの瞬間│メリット・デメリットや対策、吹き抜けの成功例も紹介

(1)物を落とさないように注意する必要がある

吹き抜けに面して廊下を設ける場合「物を落とさないようにする工夫」が求められます。

1階分の落差でも、大きな物、重量のある物が落下すれば、ケガを負う可能性もあります。

(1)物を落とさないように注意する必要がある

▶施工事例:ゆるやかに視線が抜ける家

「ゆるやかに視線が抜ける家」では、人が落下しても支えられる落下防止ネットを張っています。

物の落下にも対応できるこうした対策を取れば、落下に対する不安を抑えられるでしょう。

(2)デザインにこだわると費用が増加する

「建築費用の面」でもデメリットを感じることがあります。

吹き抜けに面して廊下を設ける場合、デザインにこだわりオーダーメイドの手すりを利用する場合があります。

こうした手すりは特注であることも多く、費用の増加要因になります。

予算が潤沢でない場合は、シンプルなデザインや既製品の利用も考えましょう。

(3)下から見えることが気になる場合も

▶施工事例:半屋外を自在に楽しむ家

スカートを履く場合など「下からの視線が気になるケース」もあります。

気になる場合は「半屋外を自在に楽しむ家」のように、廊下の手すりを壁タイプにすることが勧められます。

ただし、採光・通風は取りづらくなるので、壁の高さを調節するなど、個別に検討することが求められます。

 

吹き抜けに対して廊下を作る「失敗しないポイント」

吹き抜けに廊下を設ける選択をする場合「失敗したくない」と思うものです。

記事の終わりに、失敗を防ぐための3つのポイントを紹介します。

手すりは「壁・柵」の使い分けを

1つ目は「壁と柵を使い分けること」です。

「下から見えることが気になる場合」の話題でお伝えしたとおり、廊下に壁を使用するか柵を使用するかで、プライバシー性能や採光・通風など、廊下の性質は大きく変わります。

壁にするか柵にするか、壁と柵を混合にするか、選択肢を熟慮しましょう。

吹き抜けに面して収納を設ける

吹き抜けに面して収納を設ける

▶施工事例:細部まで美しく整えた家

2つ目は、吹き抜けの廊下に面して「収納を設けること」です。

廊下は通路としての役割しか持ちませんが、吹き抜けと隣接させることで採光・通風の確保も期待できます。

「細部まで美しく整えた家」のように、収納の機能を付け加えることで、ただの通路を多機能な空間に変化させられるでしょう。

吹き抜けに面して居場所を設ける

吹き抜けに面して居場所を設ける

▶施工事例:屋上で憩うエレガントな邸宅

3つ目は「居場所を設けること」です。

採光・通風が確保される吹き抜けは非常に居心地のよい空間になります。

「屋上で憩うエレガントな邸宅」のようにソファをひとつ置けば、吹き抜けに面した居心地のよい空間が完成します。

通路・採光通風・収納から一歩進んで、居場所を作ることも検討してみましょう。

 

まとめ│吹き抜け+廊下で開放的な暮らしを

まとめ│吹き抜け+廊下で開放的な暮らしを

▶施工事例:アイアン素材と意匠を楽しむ家

吹き抜けに廊下を設ける場合について、施工事例を紹介するとともに、メリット・デメリットをはじめとする特徴をお伝えしました。

廊下は本来単なる通路で、快適性を求めるものではありません。

しかし吹き抜けと隣接させたり、吹き抜けの中に設けることで、移動すること自体が楽しみになる可能性があります。

吹き抜け+廊下の特徴を把握したうえで暮らしに合った間取りを作り、開放的な暮らしを実現しましょう。

▶吹き抜けのある家を得意とする「sumutoco(スムトコ)」に問い合わせる

 

10年住んでも新しい「好き」が見つかる家へ

家は建てて終わりではありません。新しい生活のスタートです。
その生活が心地良く後悔の残らないように、私たちは以下のことを大切にしています。

  • ▷打ち合わせ回数は平均20回
  • ▷費用・原価を全て開示
  • ▷土地探しからローン相談まで
  • ▷最先端工法でこだわりの住宅性能

もっと詳しく知りたい方は「sumutoco(スムトコ)の家づくり」をご覧下さい。
sumutoco(スムトコ)の家に興味をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

▶sumutoco(スムトコ)に問い合わせる

▶sumutoco(スムトコ)の家づくり

▶sumutoco(スムトコ)の施工エリア

【東京都:施工エリア】
千代田区/中央区/港区/新宿区/文京区/台東区/墨田区/江東区/品川区/目黒区/大田区/世田谷区/渋谷区/中野区/杉並区/豊島区/北区/荒川区/板橋区/練馬区/足立区/葛飾区/江戸川区/八王子市/立川市/武蔵野市/三鷹市/青梅市/府中市/昭島市/調布市/町田市/小金井市/小平市/日野市/東村山市/国分寺市/国立市/福生市/狛江市/東大和市/清瀬市/東久留米市/武蔵村山市/多摩市/稲城市/羽村市/あきる野市/西東京市/西多摩郡(瑞穂町/日の出町/檜原村/奥多摩町)

 

【埼玉県:施工エリア】
埼玉県
さいたま市(西区/北区/大宮区/見沼区/中央区/桜区/浦和区/南区/緑区/岩槻区)/川越市/熊谷市/川口市/行田市/秩父市/所沢市/飯能市/加須市/本庄市/東松山市/春日部市/狭山市/羽生市/鴻巣市/深谷市/上尾市/草加市/越谷市/蕨市/戸田市/入間市/鳩ケ谷市/朝霞市/志木市/和光市/新座市/桶川市/久喜市/北本市/八潮市/富士見市/三郷市/蓮田市/坂戸市/幸手市/鶴ヶ島市/日高市/吉川市/ふじみ野市/白岡市/北足立郡伊奈町/入間郡(三芳町/毛呂山町/越生町)/比企郡(滑川町/嵐山町/小川町/川島町/吉見町/鳩山町/ときがわ町)/秩父郡(横瀬町/皆野町/長瀞町/小鹿野町/東秩父村)/児玉郡(美里町/神川町/上里町)/大里郡寄居町/南埼玉郡(宮代町/白岡町)/北葛飾郡(杉戸町/松伏町)

 

【神奈川県:施工エリア】
神奈川県
横浜市(鶴見区/神奈川区/西区/中区/南区/保土ケ谷区/磯子区/金沢区/港北区/戸塚区/港南区/旭区/緑区/瀬谷区/栄区/泉区/青葉区/都筑区)/川崎市(川崎区/幸区/中原区/高津区/多摩区/宮前区/麻生区)/相模原市(緑区/中央区/南区)/横須賀市/平塚市/鎌倉市/藤沢市/小田原市/茅ヶ崎市/逗子市/三浦市/秦野市/厚木市/大和市/伊勢原市/海老名市/座間市/南足柄市/綾瀬市/三浦郡葉山町/高座郡寒川町/中郡(大磯町/二宮町)/足柄上郡(中井町/大井町/松田町/山北町/開成町/箱根町/真鶴町/湯河原町)/愛甲郡(愛川町/清川村)

 

【千葉県:施工エリア】
千葉県
千葉市(中央区/花見川区/稲毛区/若葉区/緑区/美浜区)/銚子市/市川市/船橋市/館山市/木更津市/松戸市/野田市/茂原市/成田市/佐倉市/東金市/旭市/習志野市/柏市/勝浦市/市原市/流山市/八千代市/我孫子市/鴨川市/鎌ケ谷市/君津市/富津市/浦安市/四街道市/袖ケ浦市/八街市/印西市/白井市/富里市/南房総市/匝瑳市/香取市/山武市/いすみ市/大網白里市/印旛郡(酒々井町/栄町)/香取郡(神崎町/多古町/東庄町)/山武郡(大網白里町/九十九里町/芝山町/横芝光町)/長生郡(一宮町/睦沢町/長生村/白子町/長柄町/長南町)/夷隅郡(大多喜町/御宿町)/安房郡鋸南町

 

【茨城県:施工エリア】
茨城県
水戸市/日立市/土浦市/古河市/石岡市/結城市/龍ケ崎市/下妻市/常総市/常陸太田市/高萩市/北茨城市/笠間市/取手市/牛久市/つくば市/ひたちなか市/鹿嶋市/潮来市/守谷市/常陸大宮市/那珂市/筑西市/坂東市/稲敷市/かすみがうら市/桜川市/神栖市/行方市/鉾田市/つくばみらい市/小美玉市/東茨城郡(大洗町/城里町)/那珂郡東海村/久慈郡大子町/稲敷郡(美浦村/阿見町/河内町)/結城郡八千代町/猿島郡(五霞町/境町)/北相馬郡利根町

 

株式会社sumutoco(スムトコ)
〒174-0055 東京都板橋区泉町5-15
TEL:03-6454-9878
FAX:03-6454-9879

▶sumutoco(スムトコ)に問い合わせる