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【インナーガレージのある家】7つのメリット・5つのデメリット│施工事例とともに解説
近年、都市部を中心にインナーガレージのある家が注目されています。
限られた土地を有効活用できるだけでなく、愛車へのいたずらを防ぐことができ、雨の日でも快適に乗り降りできるなど、多くのメリットがあります。
一方で、一階が駐車場となることで居住スペースが狭くなったり、耐震性が低くなることなどのデメリットも指摘されています。
本記事では、インナーガレージのある家のメリット・デメリットや家づくりのコツについて、都内を中心に建築された注文住宅の施工事例とともに解説します。
コンパクトな土地で家づくりを進めたい方は、ぜひ参考にしてください。
Contents
『インナーガレージのある家』7つのメリットを実例とともに解説
インナーガレージのある家を建てた場合にどのようなメリットがあるのでしょうか。
7つのメリットを実例とともに解説しますので、参考にしてください。
狭小地でも駐車場を確保できる
1つ目は、狭小地であっても駐車場を確保できることです。
東京都内など都市部では十分な土地面積を確保しづらいため、駐車場の確保が問題となることがあります。
ここでインナーガレージが付属する家を建てれば、コンパクトな土地でも駐車場を確保できます。
候補となる土地が見つかったにもかかわらず、周囲に駐車場がないために二の足を踏んでいる方は、一階部分を駐車場にして二階、三階を居住スペースにする工夫を検討しましょう。
▶関連コラム:『狭小地でどんな住宅が建つの?』間取りや外構のコツ・事例を紹介│メリット・デメリットも解説
雨に濡れずに車に乗り降りできる
2つ目は、雨に濡れることなく車に乗り降りできることです。
一階部分を駐車場にして二階以上を居住スペースにする場合、駐車場スペースは雨に濡れることがありません。
子供を車に乗せる時や買い物を自宅に運び込む時、雨に濡れるのはストレスですが、インナーガレージのある家ではその心配がありません。
愛車を雨や直射日光から守れる
3つ目は、愛車を雨や直射日光から守れることです。
車が雨に濡れた場合、雨が乾燥してミネラル分が固まり、雨染みができてしまうことがあります。
また、直射日光が当たればボディや内装が劣化することがありますので、愛車をきれいに保ちたい方や長く乗り続けたい方にとって、雨や直射日光は避けるべき存在です。
建物に車やバイクを引き込めるインナーガレージであれば、こうした心配をする必要はありません。
駐車場から玄関までの動線が短い
4つ目は、駐車場から玄関までの動線が短くなることです。
都内で車を所有する場合、月極駐車場などを借りるケースがありますが、自宅から駐車場までの距離が長くなることもあり、車を使う回数が自然と減ってしまいます。
インナーガレージのある家では、駐車場と玄関が隣接するケースが多いため、車と玄関の動線を短くでき、日常的な通勤通学から買い物の時まで便利に利用できるでしょう。
洪水・津波といった災害に強くなる
5つ目は、洪水や津波といった災害に強くなることです。
実は東京都内は低地が多く、特に洪水被害に遭いやすいエリアが多いことで知られています。
インナーガレージのある家であれば、リビングや寝室など主要な間取りが2・3階にあるため、万が一浸水被害に遭遇した場合でも、建物の被害を最小限に抑えられるでしょう。
土地の取得費用を減らせる
6つ目は、土地の取得費用を減らせることです。
青空駐車場やカーポート付きの駐車場を作る場合、広い土地が必要となります。
都内など都市部で取得する土地の面積を増やす場合、土地の取得費用が高くなるでしょう。
インナーガレージであれば、コンパクトな土地でも駐車場を設けながら家を建てられるため、土地の取得費用を軽減することが可能です。
駐車場代を支払わなくてよくなる
7つ目は、駐車場代を支払わなくてよくなることです。
自宅に駐車場があれば、月極駐車場などにお金を支払う必要はありません。
近年、電気代やガス代など、家を維持するための費用は増え続けています。
駐車場代を節約できれば、毎月発生するランニングコストを減らすことができ、家計に優しい住まいになるでしょう。
『インナーガレージのある家』5つのデメリットと対策を解説
続いて、インナーガレージのある家にした場合に感じることのあるデメリットとその対策をお伝えします。
耐震対策が必要になる
1つ目のデメリットは耐震対策が必要になることです。
車が出入りする方向の壁や柱を減らす必要があるため、インナーガレージにする場合、通常の構造で家を建てる場合と比べて耐震性が低くなることがあります。
大きな地震にも耐えられるようにするため、柱や梁の寸法を大きくしたり、強度の高い建材を利用したりといった対策が必要です。
建築費用を準備する必要がある
2つ目のデメリットは建築費用が高くなることです。
車が出入りする方向の柱や壁を減らすことから、家の強度を保つために特殊な建材や工法を使用することになります。
その結果、建築費用が上がる可能性があります。
ただし、駐車場を設けるための土地面積を減らせることから、土地と建物にかかる費用を合算して検討する必要があります。
3・4階建てなど空間利用の工夫が必要
3つ目のデメリットは、3階建てや4階建てなど、空間を利用する工夫が必要になることです。
一階部分の大部分を駐車場として利用するため、一階の居住スペースは限られます。
十分な床面積を確保するためには、3・4階建てや地下、吹き抜けの利用など、縦方向の空間利用の工夫が有効です。
▶関連コラム:吹き抜けは6畳〜8畳が目安。事例、やめておけばよかったと後悔しない4つの重要ポイントを解説
階段利用の負担を減らす工夫が必要
4つ目のデメリットは、階段を利用する負担を減らす工夫が必要になることです。
インナーガレージのある家では、二階や三階に上がるために階段を利用しなければなりません。
特に子供や高齢者にとっては、階段の利用が負担となる場合があります。
二階にリビングやダイニングキッチンなどの主要な間取りを設けることで3・4階に上がる回数を減らすことや、ホームエレベーターの設置といった工夫が対策として考えられます。
2階床部分の断熱対策が必要
5つ目のデメリットは、二階床部分の断熱対策が必要になることです。
一階が駐車場になることで、二階の床が外気と接することになります。
そのため、気密性・断熱性を十分に確保しなければ、床から冷気や熱気が上がってきてしまうでしょう。
断熱性の高いフェノールフォームや気密性の高いウレタンなど、温熱環境を守るための工夫を取ることをおすすめします。
インナーガレージを採用する場合、こうした特徴のある家が完成するでしょう。
特に都内では、建築する土地がコンパクトになることから、メリットを強く感じられるためインナーガレージはおすすめです。
なお、デメリットを軽減するためには、インナーガレージのある家を建て慣れて、メリット・デメリットをしっかり把握している工務店に依頼することが重要です。
首都圏(東京・埼玉・神奈川・千葉・茨城)で、インナーガレージのある家を検討中の方は、紹介している事例の家を建てた弊社sumutoco(スムトコ)まで、お気軽にご相談ください。
※しつこい営業は行っておりませんので、お気軽にお問い合わせください。
『インナーガレージのある家』間取りや家づくりのコツ
記事の終わりに、インナーガレージのある家を建てる場合に知っておきたい間取りや家づくりのコツを紹介します。
自転車・バイク置き場、物置を想定する
インナーガレージにする場合、車だけでなく自転車やバイクを置くためのスペースも作ることをおすすめします。
事前に検討していないと、車を駐車し自転車やバイクを置いた時、道路から玄関にアクセスするたびに狭い隙間を通ることになる可能性があります。
何台の自転車やバイクを置くのか、さらに外用の倉庫を置く必要があるのかなど、駐車場のレイアウトや使い方も考えましょう。
▶関連コラム:戸建て・狭小住宅の『自転車置き場』13のアイデア・工夫│置き場がない・雨ざらしを避ける方法を紹介
施工事例の多い業者に依頼する
インナーガレージのある家は耐震性や断熱性といった住宅の基本構造を高めるために、様々な工夫が必要です。
施工事例の少ない業者に依頼すると、耐震性が不足したり建築費用が高くなったりと、デメリットが大きくなる可能性があります。
インナーガレージのある家を数多く建築している業者を選ぶことをおすすめします。
騒音・排ガス対策を考えておく
騒音や排ガス対策の工夫も重要です。
一階が駐車場になっているインナーガレージでは、車のエンジン音が二階に響いたり、排気ガスの匂いが玄関前にこもったりすることで生活環境が悪化する可能性があります。
事例のように駐車場後方が解放されているレイアウトや、シャッターをつける場合は換気扇を利用することで、臭いや音のこもりを避けられるでしょう。
▶関連コラム:【ビルトインガレージ】4つの後悔・3つのデメリットを紹介│対策・メリットも解説
まとめ│インナーガレージで都市での暮らしを快適に
インナーガレージのある家のメリット・デメリットや特徴を解説しました。
改めて、インナーガレージを採用することのメリット・デメリットは以下のとおりです。
【メリット】
- ・狭小地でも駐車場を確保できる
- ・雨に濡れずに車に乗り降りできる
- ・愛車を雨や直射日光から守れる
- ・駐車場から玄関までの動線が短い
- ・洪水・津波といった災害に強くなる
- ・土地の取得費用を減らせる
- ・駐車場代を支払わなくてよくなる
【デメリット】
- ・耐震対策が必要になる
- ・建築費用を準備する必要がある
- ・3・4階建てなど空間利用の工夫が必要
- ・階段利用の負担を減らす工夫が必要
- ・2階床部分の断熱対策が必要
こうした特徴を把握したうえで、インナーガレージのある家を建てることを決めましょう。
また、施工事例を見たり、見学会に参加して実際に体感することも大切ですので、家を建てる検討エリアで見学会が開催されている場合は、積極的に参加することをおすすめします。
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