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のコラム
【オープン階段の特徴を解説】間取りや後悔のポイント、おしゃれな手すりのある施工事例も紹介
「オープン階段とは、どんな階段なんだろう？」
「オープン階段にして後悔することはないかな？」
本記事では、こうしたオープン階段の疑問や不安を解消するため、メリット・デメリットなどの特徴を解説します。
後悔を抱える瞬間と対策、間取りのコツも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
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Contents
オープン階段ってどんな階段？
はじめに、オープン階段とはどのような階段を指すのか解説します。
オープン階段は階段の中でも蹴込み板（踏み板と直角に配置される垂直部を構成する板）がなく、階段の向こう側が見渡せる階段を指します。
「スケルトン階段」とも、ほぼ同じ意味と考えてよいですが、オープン階段の場合はより開放的な空間作りを目指す場合に用いられるケースが多いようです。
▶関連コラム：【スケルトン階段で後悔する8つの場合と対策】メリットや向いている人・いない人も解説
オープン階段の特徴解説
蹴込み板のないオープン階段。
どういった特徴があるのか、メリット・デメリットに分けて紹介します。
オープン階段5つのメリット
オープン階段には、以下の5つのメリットがあります。
- ・視線が遠くまで伸びて開放的
- ・採光・通風に優れ、明るく衛生的
- ・吹き抜けと組み合わせてワクワクする空間に
- ・階段自体がおしゃれなインテリアに
- ・家族間のコミュニケーションが促進される
視線が遠くまで伸びて開放的
蹴込み板がないことで階段の向こう側にも視線が通り、開放的な空間構成になる点はメリットといえます。
特に都内狭小地など、土地や床面積が限られている場合に、空間を広く見せる高い効果を発揮します。
▶関連コラム：『狭小地でどんな住宅が建つの？』間取りや外構のコツ・事例を紹介│メリット・デメリットも解説
採光・通風に優れ、明るく衛生的
オープン階段は視線だけでなく、光や風を通すことから明るく衛生的な住環境を作れます。
この点も、採光・通風を確保しづらい都内の一戸建てで高い効果を期待できます。
吹き抜けと組み合わせてワクワクする空間に
オープン階段は吹き抜けや勾配天井と上手に組み合わせることで、ワクワクする豊かな空間構成が完成します。
外に閉じ、内に開く家のように、吹き抜けとの組み合わせで特徴的な空間を作れるでしょう。
階段自体がおしゃれなインテリアに
オープン階段は外観が非常におしゃれで、階段自体がインテリアとして機能する点も特徴的です。
シンプル×スタイリッシュな家のように、階段の手すりから2階の手すりまで、統一したデザインにすることで、さらにおしゃれな空間構成を実現できます。
家族間のコミュニケーションが促進される
家族間のコミュニケーションが取りやすくなる点も嬉しいポイントです。
家の中心にオープン階段があれば、家族が顔を合わせやすくなり、お互いの様子を確認できます。
オープン階段4つのデメリット
一方でオープン階段には以下のデメリットもありますので注意が必要です。
- ・一般的に施工費用が高くなる
- ・匂いや音が伝わりやすくなることがある
- ・上階と空間がつながるため断熱性が求められる
- ・子どもの転落に注意する必要がある
一般的に施工費用が高くなる
オープン階段は蹴込み板をなくすとともに、デザインをスッキリ見せるために側面の板を薄くするなど技術的工夫が加えられます。
また、アイアンなどの異素材を利用するケースも多くなり、一般的な木で作る箱階段より施工費用は高くなりがちです。
匂いや音が伝わりやすくなることがある
オープン階段を設置する場合、上階と下階が空間的につながることとなります。
結果、匂いや音が上階へと伝わりやすくなる点に注意が必要です。
上階と空間がつながるため断熱性が求められる
匂いや音に加えて、暑さ寒さといった温冷感も上下階で伝わりやすくなります。
断熱性の低い住まいであればエアコンの稼働率が極端に上がる可能性もありますので、断熱・気密への配慮が重要です。
子どもの転落に注意する必要がある
スマートな外観のオープン階段は、仕様によっては子どもが手すりを乗り越えやすくなる点にも注意が必要です。
落下防止ネットの設置など、万が一に備えましょう。
蹴込み板がなく、階段の向こう側が見えるオープン階段は空間を広く見せる効果があり、階段自体も非常におしゃれです。
一方で紹介したようにデメリットもありますので、オープン階段を造り慣れた業者に依頼することをおすすめします。
東京・埼玉・神奈川・千葉・茨城といったエリアでオープン階段の施工経験が豊富な会社を探している方は、紹介している事例の家を建てているsumutoco（スムトコ）まで、お気軽にご相談ください。
※しつこい営業は行っておりませんので、お気軽にお問い合わせください。
sumutoco（スムトコ）は首都圏（東京・埼玉・神奈川・千葉・茨城）のお客様の家づくりをお手伝いしています。
紹介した事例のほかにも、おしゃれな家の施工事例を紹介しています。中庭からの光が差し込む家や間接照明がおしゃれな家など、たくさんの事例の写真を掲載しているので、ぜひご覧ください。
オープン階段を導入、間取りのポイント
ここまで紹介した特徴を持つオープン階段。
さらに快適、おしゃれにするためには、以下3つのポイントに留意しましょう。
オープン階段を導入する目的を決める
1つ目は、オープン階段を住まいに導入する理由を明確にすることです、
おしゃれのため、光を通すため、風を通すため。
様々な理由でオープン階段は導入されます。
目的によってオープン階段のデザインや仕様は変わりますので、何のためにオープン階段にするのかを確認しましょう。
住まいの断熱性・気密性を高める
2つ目は、住まいの断熱・気密性能を高めることです。
おしゃれな階段が完成しても、暑さ寒さで不満を抱えてはストレスを感じつつ暮らすことになります。
断熱性・気密性を高めて、家中どこにいても同程度の室温の過ごしやすい住まいを実現しましょう。
▶関連コラム：吹き抜けが寒い！後悔する理由と暖かくする方法・対策11選│冬だけ塞ぐ方法も？
手すりや踏み板など細かな仕様にこだわる
3つ目は、手すりや踏み板など、細かな仕様にもこだわって設計・施工することです。
細かな点も見逃さず設計することで、おしゃれで使いやすいオープン階段の家を実現できるでしょう。
たとえば物語を感じる家では、無垢の木で造作した階段が存在感を放っています。
素材選びなどから十分に検討を加えることで、おしゃれで使いやすく、愛着を持てるオープン階段のある住まいを実現できます。
オープン階段で感じる後悔と対策
記事の終わりに、オープン階段で感じることの多い後悔とその対策について解説します。
「箱階段の方がよかった」と感じる
階段には、本記事で紹介したオープン階段のほか、蹴込み板があり階段の向こう側が見えない箱階段があります。
箱階段は一般的に安価で、また蹴込み板があるため昇り降りする際に安心感を感じられる仕様です。
他の家で階段を利用した際、「箱階段の方がよかったかな」と思う瞬間があるかもしれません。
オープン階段を選択して後悔を抱えないためには、オープン階段を選ぶ理由を明確にすることが重要です。
階段の向こう側まで見える開放感や採光・通風といった機能は箱階段にはないものです。
オープン階段にする目的が明確であれば、後悔を感じることはないでしょう。
リビングやキッチンの音が寝室まで響いてしまう
オープン階段は音や匂いが通過しやすく、吹き抜けなどに設置されるケースが多いことから、リビングやキッチンの音が寝室や子ども室に響くことも問題視されます。
匂いや音を防ぐためには、寝室や子ども室など静粛性が必要な部屋の前にWIC（ウォークインクローゼット）を設置するなど、緩衝帯となる部屋を設けることをおすすめします。
また、キッチンをクローズドタイプにするなど、匂いや音が出ないようにする対策も効果的です。
▶関連コラム：【注文住宅でおしゃれなキッチン】11の決め方│後悔・失敗の実例と対策も紹介
体積が大きく冷暖房が効きづらくなった
匂いや音の問題と同様に、上階と下階がつながることで空間の体積が増え、冷暖房が効きづらくなることも後悔につながるポイントです。
吹き抜けや勾配天井で体積が増えても冷暖房を効かせるためには、気密性・断熱性といった住まいの基本性能を高めることが重要です。
たとえば、発泡ウレタン系の断熱材など、気密性を高められる仕様にすることで、外の熱気・冷気が伝わりづらくなり、効率的に最適な温熱環境を整えられるでしょう。
まとめ│オープン階段は設計・施工になれた業者に依頼を
開放感を感じられ、採光や通風にも効果を発揮するオープン階段について解説しました。
オープン階段は機能性に優れるとともに、内装デザインやインテリアの側面からも優れた仕様です。
一方で費用がかかる点や匂い、音の問題などデメリットを感じる可能性のある間取りでもあります。
デメリットを抑えつつメリットを最大化するためには、どちらの特徴も把握している、オープン階段の施工経験が豊富な業者に依頼することが大切です。
東京・埼玉・神奈川・千葉・茨城といったエリアで、紹介したオープン階段を持つ家に興味を持つ方は、吹き抜けや勾配天井、オープン階段の施工経験が豊富なスムトコ（sumutoco）まで、お気軽にご相談ください。
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