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のコラム
「中庭は屋根付きがいい?」3つのメリット・2つのデメリット紹介│よくある疑問点も解説
「中庭に屋根を取り付けるべきなのか?」
このように迷う方もいるでしょう。
中庭は、外部からの視線を感じることなく太陽光を取り入れられるようになる、優れた間取りです。
さらに屋根を取り付けることで雨を遮ることもできるようになり、より使い勝手に優れた中庭を実現できるでしょう。
一方で屋根付きにすることでデメリットを感じるケースもありますので、全般的な特徴を把握してから中庭に屋根を取り付けるか決めることをおすすめします。
屋根が付属する中庭の実例も紹介しますので、合わせて参考にしてください。
▶関連コラム:【中庭のある家3つの特徴解説】外観・内装おしゃれな8つの実例も紹介
Contents
そもそも中庭とは?特徴をざっくり解説します
屋根付きを選択するべきか考える前に、まずは中庭にはどんな特徴があり、どんな種類があるのかを知っておきましょう。
中庭を設ける8つのメリット
まずは中庭を設けることで感じられる、8つのメリットを紹介します。
- ・自然の光が入って室内が明るくなる
- ・視線が遠くまで通ることで室内が広く見える
- ・開口部が増えることで風通しがよくなる
- ・コの字・ロの字・L字の特徴的な外観になる
- ・道路や隣家から見えないので防犯・プライバシー性が高くなる
- ・中庭を挟んで向かい側をセカンドリビングとして使える
- ・中庭を挟むことで二世帯住宅として利用できる
- ・中庭をサンルームとして実用的に利用できる
特に効果を感じられるのは、採光・通風に効いていると感じたときです。
また、都市部で家を建てる場合、周囲を高い建物に囲まれることからプライバシーを守ることが難しいケースがあります。
しかし中庭があれば、カーテンや窓を開け放っても視線が入り込まず、光や風を気軽に取り込める点も大きなメリットです。
中庭を設ける4つのデメリット
中庭を設けることで感じられるのは、メリットだけではないことに注意が必要です。
- ・設計・施工費用が高額になる
- ・中庭の維持管理が必要になる
- ・開口部が増えるので断熱性能に配慮が必要
- ・中庭を囲むことで動線が長くなる
中庭は風雨にさらされることから、しっかりとした施工および維持管理が重要になります。
多くのメリットを支えるためには、一部のデメリットを受け入れる必要もあるでしょう。
費用・手間がかかる点は認識が必要です。
中庭には「L字」「コの字」「ロの字」がある
なお、ひとくちに「中庭」といっても、複数の形があることも知っておきましょう。
「L字」「コの字」「ロの字」と、形によって特徴が大きく変わる点に留意してください。
たとえばロの字は中庭を建物で囲んでいることからプライベート感は高いものの、光が通りづらいなど問題が生じることもあります。
それぞれの特徴を掴んでから形を決め、そのうえで屋根の有無を決めてみましょう。
▶関連コラム:中庭のある家|コの字・ロの字・L字の間取り、中庭のメリット・デメリット(防犯・快適性など)も解説
『屋根付き中庭』はどんな仕上がり?施工事例を紹介
一般的な中庭のメリットなど特徴が分かったところで、屋根付きの場合はどんな特徴を持つのか、東京都で実現した施工事例ととも紹介します。
グレーチングで光は通しつつ乗ることのできる屋根を実現
トレーニングルームを備える家では、金属を利用して作成したグレーチングを、2階中庭の床面にはめこんで屋根として活用しています。
光や風は通しつつも、人が乗っても問題ない強度を保ってデザインと実用性のバランスを保っています。
トレーニングルームには適度に光を届け、2階のリビングや洋室で外として使えるスペースが広くなるように、グレーチングを選択して施工しました。
リビング床と同じ色合いで軒天を仕上げた中庭屋根
自然素材が融合する家では、段差がついた大きめのウッドデッキに覆いかぶさるように施工された天井があります。
軒天にはリビングの床材と同等の色味を選択していて、外に向かってリビングが拡張されているように見える開放感が魅力的です。
床板には擬木を使用し、メンテナンスにも配慮。日常的なお手入れの面にも気を使っています。
屋根のある場所・ない場所を分ける中庭
外を身近に暮らす家では、中庭を屋根のある場所と屋根のない場所とにはっきりと分けています。
このように大きな屋根のある空間があると、普段は屋根のない場所に出しているイスやテーブルなどを気軽に移動できるため、大変便利に中庭を利用できます。
このように、中庭に屋根を取り付けた場合、雨の日でも中庭を利用できたり、屋根の上を利用できたりと様々な実用性向上を見込めます。
ただし、これから紹介するようにデメリットを感じる場面もありますので、特徴をしっかり把握しているハウスメーカーに依頼することが重要です。
弊社sumutoco(スムトコ)では、屋根を設けた中庭のある家をたくさん施工しています。紹介したような住まいが気になる方は、お気軽にご相談ください。
※しつこい営業は行っておりませんので、お気軽にお問い合わせください。
sumutoco(スムトコ)は首都圏(東京・埼玉・神奈川・千葉・茨城)のお客様の家づくりをお手伝いしています。
紹介した事例のほかにも、おしゃれな家の施工事例を紹介しています。中庭からの光が差し込む家や間接照明がおしゃれな家など、たくさんの事例の写真を掲載しているので、ぜひご覧ください。
中庭を屋根付きにする3つのメリット
実用的でおしゃれさも感じられる屋根のある中庭ですが、改めてどんな特徴を持っているのか整理してみましょう。
まずは屋根付きの中庭が持つ3つのメリットを紹介します。
- ・雨の日でも濡れずに中庭を利用できる
- ・日差しの強い日でも日差しを遮りながら中庭を利用できる
- ・高い位置に建物があってもプライバシーを守れる
中庭に屋根を取り付ける最大のメリットは天候に左右されずに使用できることです。
雨や雪、夏の日差しを遮り、日差しのある外・日陰のある外、どちらも利用できることから利便性が高くなります。
また、中庭を設ける際に壁を立ち上げても高層マンションなどがある場合、視界に入ってくる可能性があります。
中庭に屋根を設けることで、こうした建物からの視線を物理的に遮れることも大きなメリットです。
▶関連コラム:【窓のない家】8つのメリット5つのデメリット│事例や気をつけたいポイントも紹介
中庭を屋根付きにする2つのデメリット
一方で屋根を取り付ける際には知っておきたいデメリットもありますので紹介します。
- ・建築費用が増加することも
- ・太陽光を必要以上に遮ることも
中庭に屋根を取り付ける場合、多くは既製品を利用できず、建物のデザインや設置箇所に合致するように造作で屋根を設けます。
特注で作ることから、建築費用の増加は避けられないでしょう。
また、シミュレーションをしっかり行わなければ、目隠しとして設けた屋根が太陽光を必要以上に遮り、室内が暗くなる原因になる可能性もありますので、事前のシミュレーションを行うことをおすすめします。
中庭に屋根付き。よくきかれる疑問点を紹介
記事の終わりに、中庭を屋根付きにするべきか悩む方から聞かれることの多い質問に回答します。
疑問1:中庭に屋根。後付けはできますか?
A.後付けは可能ですが、設計段階から設けることをおすすめします。
屋根の後付け自体は可能です、しかし、後付けした箇所は他の屋根や窓とデザインが合わなかったり、漏水の原因箇所となる恐れがあります。
このため、屋根を設けるべきが迷っている場合は、はじめから設計に盛り込むことをおすすめします。
疑問2:中庭の屋根、開閉タイプは設置可能?
A.開閉タイプ(オーニング)を取り付けることは可能です。
商店の軒先など、出し入れできるタイプの屋根を見かけることがあります。
日差しの強いときや雨のときに開き、冬場など日差しが欲しいときに閉じられるため、便利に利用できます。
こちらも希望があれば、設計段階から織り込むことで、デザインや機能性を高められる可能性がありますので、早めに設計者に相談することをおすすめします。
まとめ│中庭を屋根付きにして使い勝手を向上させる
屋根付きの中庭に関して、メリット・デメリットや疑問点、施工事例などを紹介しました。
中庭はあるだけでも十分便利な間取りですが、屋根と組み合わせることで雨の日や日差しの強い日でも利用できるようになり非常に便利です。
ただし、建築費用や日光の取り込み方、デザインなど気にするべき事柄は多いもの。
採用する場合は屋根付きの中庭を施工し慣れた業者に依頼することをおすすめします。
都内での建築を計画している方には、弊社sumutovo(スムトコ)もおすすめです。
中庭を豊富に設計・建築してきた経験から適切なアドバイスをお届けしますので、都内で中庭のある家の実現を目指している方はお気軽にご相談ください。
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