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【外から見えない家・カーテンがいらない家】メリット・デメリットや隣の家から見えなくする方法・施工事例を紹介
都市部に住むにあたって、問題になる事柄のひとつは「プライバシーを守って生活するのが難しいこと」です。
隣家が近く、周囲を高い建物に囲まれることから、視線や音が気になってしまいます。
そこでおすすめしたいのは「外から見えない家・カーテンがいらない家」です。
外から見えない家を建てると、どんなメリット・デメリットなど特徴を感じられるのでしょうか。
また、外から見えない家を実現するためにはどうすればよいのか方法を解説するとともに、実現した場合にどんな家が完成するのか施工事例を紹介します。
プライバシー性能が高い家は、外部からの視線が気にならずに自宅でゆったりくつろぐことができます。
特徴をつかんで、外から見えない家を実現。心置きなくくつろげる住まいを手に入れましょう。
Contents
外から見えない家ってどんな家?
そもそも、外から見えない家とはどのような住まいなのでしょうか。
外から見えない家は、道路・隣家・他の建物から室内へと視線が通りづらい家を指します。
道路から見えない家
外から見えない家は「道路から室内を見通すことができません」。
都市部で家を建てる場合は敷地がコンパクトであるために、敷地を最大限利用するため道路際まで建物を建てるケースが多く見られます。
道路と建物との距離が近いと、窓を開けたときに道路から室内へと視線が通ったり、カーテンを閉めなければ室内の状況が外に伝わる可能性があります。
しかし対策を講じて外からの視線をカットできれば、プライバシーが守られ安心できる生活を実現できるでしょう。
隣家から見えない家
外から見えない家は「隣家から室内を見通すことができません」。
都市部の家では隣家との距離が近く、窓と窓が向かい合っている場合や、隣家での玄関の出入りが見える場合があり、人の気配が気になってしまう可能性があります。
エレガントに装う邸宅のように、リビングを中庭で挟んでプライバシーを保つ工夫を講じれば、隣家からの視線を感じずに、のびのびと暮らせるでしょう。
プライバシーを守るためには「中庭に向かって開く家」がおすすめです。
特徴を知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
▶関連コラム:【中庭のある家3つの特徴解説】外観・内装おしゃれな8つの実例も紹介
他の建物(オフィスビルなど)から見えない家
道路や隣家は、建築を予定している土地と隣接しているため想像しやすいですが「オフィスビル」など、「少し離れた場所にある建物」にも注意する必要があります。
一定度の距離がある場合でも、オフィスビルやマンションといった大型の構造物は圧迫感があり、たくさんの窓が並んでいることから、実際に人から覗かれていなくても「見られているかもしれない」という視線を感じる場合もあります。
視線を遮る工夫を積極的に加えることで、オフィスビルやマンションなど、比較的大型の建物が近くにある場合でも視線を感じずに暮らすことができるでしょう。
外から見えない家は、道路・隣家・近くの高い建物、いずれからの視線も遮ることで、リビングやダイニングでくつろいでいても視線を感じずに暮らせる家を指します。
しかし実は、周囲の建物など建築を予定している土地周辺の状況を正しく把握して、機能性とデザイン双方を満たしつつ視線を遮る工夫を加えることは困難です。
実現するためには、住宅が密集しているエリアでの設計・建築の経験が必要です。
外から見えないプライバシー性の高い住まいの実現を目指している方は、東京23区を中心に家づくりをおこなうsumutoco(スムトコ)まで、お気軽にご相談ください。
※しつこい営業は行っておりませんので、お気軽にお問い合わせください。
sumutoco(スムトコ)は首都圏(東京・埼玉・神奈川・千葉・茨城)のお客様の家づくりをお手伝いしています。
紹介した事例のほかにも、おしゃれな家の施工事例を紹介しています。中庭からの光が差し込む家や間接照明がおしゃれな家など、たくさんの事例の写真を掲載しているので、ぜひご覧ください。
外から見えない家を建てるメリット
改めて、外から見えない家を建てた場合に、どのようなメリットが感じられるのか確認してみましょう。
- ・室内でのプライバシーを守ることができる
- ・心からくつろいでリラックスできる
- ・外の騒音を気にせずに暮らすことができる
- ・幅・高さの大きな窓を設けても視線を感じなくてよい
- ・他の住まいと異なる独特のデザインを実現
- ・外から中の様子をうかがいにくく防犯性能が向上する
- ・音や振動の問題が生じづらく近隣トラブルの発生を防げる
- ・窓を開けても視線が気にならないため換気を行いやすい
こうした様々なメリットを感じつつ暮らすことができるため、外から見えないプライバシー性の高い家は誰もにおすすめできる住まいといえるでしょう。
外から見えない家を建てるデメリット
一方で、外から見えない家を建てる際にはデメリットを感じるケースもあるため、建築する前に後悔・失敗を感じやすいポイントを整理しておきましょう。
- ・間取りによっては室内が暗くなりがち
- ・視線を遮るための壁で通風が遮られることも
- ・失敗すると閉鎖的なデザインに感じられる
- ・湿気が排出されずジメジメする場合も
こうしたデメリットを感じてしまうケースもあるため、失敗・後悔を感じないようにデメリットを避けつつ設計を行う必要があります。
外から見えない家を実現する方法
実際に設計する段階で「外から見えない家」を実現するには、どうすればよいのでしょうか。
主な方法は以下の4つです。
- ・窓の位置・高さ・種類を意識する
- ・土地周囲の建物および窓の位置を把握する
- ・リビングなど主要な間取りを2階に配置する
- ・外構工事で目隠しを配置する
窓の位置・高さ・種類を意識する
1つ目の方法は、窓の位置や高さ、種類を意識することです。
リビングやダイニングで感じる視線の入り口は「窓」です。窓に対策を施すことで、問題の大部分は解消できます。
シンボリックなサイディングの家のように、配置する窓の高さを高くすることで、通行人や車からの視線のほとんどをカットできています。
さらに、窓には外からの視線を反射する加工が施され、視線が室内に届かないように工夫されています。
視線の入り口である窓の位置・高さ・種類を注意深く選定することで、プライバシー性の高い生活が守られます。
逆に窓をなくした「窓のない家」にすることでも、プライバシーは守られます。
窓のない家の事例や特徴を知りたい方は、以下のコラムをご覧ください。
▶関連コラム:【窓のない家】8つのメリット5つのデメリット│事例や気をつけたいポイントも紹介
土地周囲の建物および窓の位置を把握する
視線の入り口である「窓」に工夫を加えることは大切です。
しかし同じくらい大切な事柄は、視線の発生源となる、建築予定地周囲の建物や窓の位置を把握することです。
視線の発生源を把握すれば内装・外構で適切に対処でき、視線を効果的に遮ることができるでしょう。
小さなヌックのある家のように、一方向に向かって高い建物がないことが分かっているのであれば、大きくバルコニーを開放しても視線に悩まされることはありません。
屋上をもうひとつのリビングのように利用することも可能になります。
▶関連コラム:【ルーフバルコニーの使い方・活用法・アイデア11選】設置する場合の注意点も解説
リビングなど主要な間取りを2階に配置する
視線を感じない生活を実現するためには、リビングやダイニングといった主要な間取りを2階や3階に移動する手もあります。
1階にLDKがあると、通行人や車からの視線が入り込みますが、2階にあれば視線を感じず暮らせるでしょう。
2階・3階は周囲の建物の影響を受けづらいことから、日光を取り入れやすい点もメリットに数えられます。
外構工事で目隠しを配置する
家の外側である外構を工夫することも、外から見えない家を実現するためには大事な要素です。
シンプル×スタイリッシュな家では、LDK空間の前に木材やコンクリートを利用した塀があります。
塀があることで、道路からLDKに直接視線が通ることを防いでくれています。
こうした特徴を持つ外から見えない家は、実現するために通常の住宅とは異なる対策を講じる必要があります。
ただし、デメリット・後悔の話題で説明したとおり、プライバシーへ配慮すると、機能性など他の機能に影響を及ぼす恐れもあります。
プライバシー性を確保しながら、デザイン・機能性の高い住まいを目指している方は、sumutoco(スムトコ)まで、お気軽にご相談ください。
※しつこい営業は行っておりませんので、お気軽にお問い合わせください。
外から見えない家・カーテンがいらない家の外観 施工事例3選
記事の終わりに、外から見えない家・カーテンがいらない家の外観事例を紹介します。
気になる視線を遮る方法は複数ありますので、土地の状況や好みのデザインに合わせて方法を検討しましょう。
植栽と木格子が優しい目隠し
暖炉と暮らす家は、周囲を住宅で囲まれた環境にある住まいです。
玄関はシンボルツリーを利用して直接視線が入ることを防いでいて、リビングに通じる中庭は木格子で視線を遮っています。
視線を遮るとき、こうした天然素材を利用することで、圧迫感を与えずにプライバシーを守れるでしょう。
道路側に窓を取り付けない独特の外観の住まい
ロフト基地のある家は、道路に面した外壁に玄関以外の開口部を設けず、シンプルに仕上げた外観が特徴的な家です。
窓がないことで、室内に向かって視線が通ることは当然ありません。
一方で室内は広々とした中庭に面していて、非常に明るい空間が広がります。
独特のフォルムを持つ多角形の家
造形美の家は、2階上部の屋根や外壁が多角形になっている、独特のデザインの住まいです。
こちらの住まいも、道路に面した外壁には窓を設けず高い壁で2階リビングを囲っています。
ひとたび室内に入ると、天窓や中庭から差し込む光で非常に明るい空間が広がります。
まとめ│外から見えない家でプライバシーを守って暮らす
「外から見えない家」や「カーテンがいらない家」など、プライバシー性に優れた家の特徴や施工事例について紹介・解説しました。
都市部で家を建てる場合、周囲には住宅や賃貸マンションがある環境は珍しくありません。
こうした環境で一般的な考え方で家を建てると、道路や隣家からの視線が気になって心からくつろげない可能性があります。
建築予定の土地を取りまく環境を適切に把握して、プライバシーに配慮した住まいを建てられるよう、都市部での建築に明るい設計者・施工者を探しましょう。
弊社sumutoco(スムトコ)は、本記事で紹介した事例以外にも、外から見えない家を施工した経験が豊富にあります。
紹介した事例が気になった方も、外から見えない家の建て方を知りたい方も、お気軽にsumutoco(スムトコ)までご相談ください。
▶プライバシー性の高い家に興味のある方はsumutoco(スムトコ)まで、お気軽にご相談ください。
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