2024.05.30
家作りの考え方

キッチンのシンク・天板『ステンレス・人工(人造)大理石』どっちがいい?メリット・デメリットや後悔、施工事例を紹介

キッチンのシンク・天板『ステンレス・人工(人造)大理石』どっちがいい?メリット・デメリットや後悔、施工事例を紹介

一戸建てを建てるとき、様々な仕様を決める必要がありますが、そのうちの1つはキッチンのシンク・天板などの素材です。

本記事では、キッチンに利用されることの多い「ステンレス」「人工(人造)大理石」について、メリット・デメリットなどを解説し、「どっちがいいのか…」と悩む方に向けて選択する要素をお伝えします。

▶関連コラム:【注文住宅でおしゃれなキッチン】11の決め方│後悔・失敗の実例と対策も紹介

 

なお、キッチンに使用する素材にはセラミックやクオーツストーンなど、メーカー独自の素材もありますので、実際に選択する際は検討中のハウスメーカーで選べる素材を比較・検討してから決めましょう。

▶おしゃれ・機能的なキッチンのある住まいの「施工事例」はこちら

キッチンのシンク・天板を『ステンレス』にするメリット・デメリット

はじめに、キッチンのシンクや天板にステンレスを使用する場合のメリット・デメリットをお伝えします。

【メリット】スタイリッシュなデザイン

シルバーに輝くステンレス製のキッチン

▶施工事例:シンプルモダンな多世帯住宅

ステンレス製のキッチンは、スタイリッシュなデザインになる点がメリットです。

輝くシルバー色のキッチンは直線が目立ち、現代的・モダンな内装の住まいにピッタリな雰囲気になります。

【メリット】サビに強く耐久性が高い

光沢が長く続くステンレス製のキッチン

▶施工事例:無垢の木に安らぐ家

サビにくい・劣化しづらいなど、耐久性に優れる点もステンレス製キッチンのメリットです。

非常に安定した金属であるステンレスは、長期間使用しても劣化することなく機能性を保ち続けます。

また、水気の多いキッチンであっても、サビによる腐食を受けるケースは少なく、長く綺麗な状態で使用し続けられるでしょう。

【メリット】熱・衝撃を受けても割れない

調理中の熱や衝撃で損傷しないステンレスキッチン

▶施工事例:屋上を楽しむ3階建て

長期耐久性に加えて、熱や衝撃に強い点も嬉しいポイントです。

高温を加えても耐えられますので、ある程度冷めた鍋やフライパンなども置くことができます(下地によっては熱いものを置けないケースもあります)。

また、重いものを落としてしまっても”へこみ”が生じる程度で、作業中に物を落としがちなキッチンでの使用に最適です。

【メリット】水が染み込まず掃除しやすい

水に汚れもサッと拭き取れるステンレスキッチン

▶施工事例:シンボリックなサイディングの家

ステンレスは日常的な掃除のしやすさも優れています。

水や匂いが染み込むことがありませんので、汚れが付着したときサッと拭けば美しい状態が戻ってきます。

【デメリット】カラーバリエーション・デザインが少ない

一方で、ステンレス製のキッチン・シンクにはデメリットもありますので紹介します。

 

ステンレス製のキッチン・シンクはカラーバリエーションが多くありません
基本的には金属ならではのシルバーや、色味を加えた黒に近いシルバーなどが候補に上がります。

好みの色味・デザインがある場合は人工(人造)大理石が勧められる場合もあります。

【デメリット】物を落としたときにへこみやすい

耐久性はあるものの、物を落とした場合に”へこみ”が起きやすい点はデメリットといえるでしょう。

”へこみ”を避けてステンレス製のキッチンを使用する場合は、重いものを天板・シンクに落とさないよう注意しながら調理する必要があります。

【デメリット】細かな傷が傷つきやすく目立つ

ステンレス素材についた細かなキズ

意外なデメリットですが、細かな傷がつきやすいことには注意が必要です。

食器や野菜に付着した砂などで天板・シンクをこすると、傷がついてしまう可能性があります。

傷が目立たないよう、エンボス加工やヘアライン仕上げを選択することも効果的です。

【デメリット】もらいサビが発生することも

サビに強いステンレス製のキッチンですが、もらいサビが発生する点には注意が必要です。

もらいサビとは、すでにサビが発生している金属とステンレスを隣接して置くことで、サビがステンレスにも移動する現象を指します。

本来サビが発生しづらいステンレスですが、全くサビが生じない訳ではありませんので、整頓・掃除は必要です。

キッチンのシンク・天板を『人工(人造)大理石』にするメリット・デメリット

続いて、キッチンのシンク・天板に人工(人造)大理石を利用した場合のメリット・デメリットを紹介します。

【メリット】カラーが豊富で温かみのあるデザインも

温かみを感じるウッディ・ホワイトなキッチン

▶施工事例:四季を楽しむ中庭の家

人工(人造)大理石は、製造過程で着色することができますので、豊富なデザインやカラーリングから選択できる点が強みです。

住まいの内装に合わせて色味を変化させ、自分たち家族だけの空間を実現できます。

【メリット】サビが発生せず長く使える

豊富なカラーリングが魅力な人工(人造)大理石製キッチン

▶施工事例:土間とリビングが連なる家

人工(人造)大理石は金属ではありませんので、サビが発生しない点は大きなメリットです。

耐久性にも優れていることから、長期間利用できる点はステンレスと同様です。

【デメリット】使い方によっては割れやすい

ステンレスと異なる点として、使い方によっては割れ・欠けが生じる点には注意が必要です。

たとえば中身が入っていて重さのある鍋を落とした場合など、場合によっては目立つ傷や亀裂が生じる可能性があります

割れてしまった場合に補修できるケースもありますが、シンクや天板を丸ごと交換することになる場合もありますので、割れや欠けを事前に防ぐべく丁寧に使用することが重要です。

【デメリット】黄変やシミが気になるケースも

人工(人造)大理石は、黄変やシミが気になるケースも。

ステンレスと比較して、汚れや匂いが染み込みやすい人工(人造)大理石は、醤油やカレーといった食品固有の色素が沈着しやすく、早期に拭き取らないと残る可能性があります。

 

ステンレスと人工(人造)大理石は、こうしたメリット・デメリットがありますので、把握した上でどちらを選択するか決めることをおすすめします。

ステンレス人工(人造)大理石に迷った場合は、こうした特徴を考慮しながら選択すると後悔を避けられます。

また、素材の選択については、実際に建築事例を見ることも大切です。

紹介しているような、おしゃれなキッチンを見てみたい方は、sumutoco(スムトコ)の見学会にぜひお越しください。

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キッチンの素材にまつわる後悔と対策

キッチンの素材にまつわる後悔と対策

記事の終わりに、キッチンの素材に関連して聞かれることの多い後悔と対策についてお伝えします。

天板とシンクの間の汚れが目立つ

1つ目は、天板に人工(人造)大理石を、シンクにステンレスを、異なる素材を導入した場合に境目に汚れが目立つ現象が起きた場合です。

ステンレスのみ、または人工(人造)大理石のみの使用であれば、一体成型できることから隙間の汚れ問題は生じませんので、汚れが気になる方は素材を統一しましょう。

想像よりも人工(人造)大理石の黄ばみが目立つ

2つ目は、人工(人造)大理石の黄ばみが目立つことです。

ステンレスと異なり汚れが付着しやすいことから、人工(人造)大理石は付着した汚れの早期拭き取りを求められます。

黄ばみが気になる場合は、ステンレスを選択する方がよいでしょう。

ステンレスシンクで傷が目立つ

3つ目は、ステンレス製のシンクで傷が目立つことです。

ステンレス製のシンクは傷がつきにくいと思われがちですが、実は細かな傷がつくことがあり、光沢を維持できない場合があります。

鍋やフライパンなど金属を置くときはマットを敷くなど、光沢を維持したい場合はステンレスでも丁寧な使い方が求められます。

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まとめ│キッチンの素材は結局どっちがいいの?

キッチンの天板やシンク部分の素材に「ステンレス」を使用するか「人工(人造)大理石」を使用するか。この選択で迷う方は多いようです。

実はどちらも明確に優れていることはなく、どちらにもメリット・デメリットはあります

このため、ステンレスと人工(人造)大理石、どちらか選択する場合は、多くの施工事例を見て完成見学会に参加する中で、ご自身・ご家族に合う選択をする必要があります。

東京都内でステンレスや人工(人造)大理石、セラミックやクオーツストーンなど、様々な素材のキッチンを見てみたい方は、sumutoco(スムトコ)の施工事例や見学会をご覧ください。
おしゃれ・機能性、どちらも満たすキッチンの実例を見て参考にできるでしょう。

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【神奈川県:施工エリア】
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【千葉県:施工エリア】
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