鉄骨らせん階段の家

• 

  夜の住宅地に突如現れる光の壁。縦貼りの木目を上から照らせば、まるで水が流れ落ちているかのよう。

• 

  玄関ドアを正面に設けず、あえてアプロ―チとすることで奥行きのあるデザインを実現。出入りの際も室内が見えにくく安心感がある。

• 

  通路の奥には駐輪スペースが続く。

• 

  樹木の影が外壁に出され、立体的な印象となる。

• 

  光が演出する非日常感。どこかの旅館を訪れたかのような雰囲気を味わえる。

• 

  エントランスには木製ベンチを造作。脚は設けず浮遊感のあるデザインとした。スチールの柱がモダンさをプラス。

• 

  2面の窓が内と外をつなぐ。季節や天候、時間の移り変わりをいつも身近に感じて。

• 

  あえて室内を暗くしてエクステリアを演出するのも、ひとつの楽しみ方。

• 

  鉄骨のらせん階段がインパクトのあるリビング。広々とした空間にホワイトオークの無垢フローリングが際立つ。

• 

  絶妙な配置の中庭はリビングの一部として気軽に使えるプライベート空間。アウトドアダイニングも日光浴も思いのまま。

• 

  外壁で守られる中庭にはカーテンも不要。床から天井まで高さのあるハイサッシですっきり。

• 

  キッチンはグラフテクトでオーダーした。大胆な石目柄が特徴の「メルクリオ」は存在感も抜群。

• 

  木製の背面収納が重厚感のあるキッチンにバランスよく調和。一部がデスクになっており仕事や家事、勉強など多目的に使うことが可能。

• 

  一見、シンプルなTVボード周りには横長のスリット窓、縦ラインの間接照明などさまざまな工夫が凝らされている。壁掛けTV用の下地補強も完備。

• 

  壁を照らすコーニス照明は均一的な美しさが魅力。

• 

  窓まわりの壁に厚みを持たせれば居心地よいヌックの出来上がり。棚にはお気に入りの本や雑貨を飾って。

• 

  深みのある豊かな表情のアクセントウォール。ポーターズペイントの塗料を使い施主施工によって仕上げた。

• 

  丸みをおびた有機的なラインが、20世紀のモダニズム建築を彷彿とさせる。

• 

  中庭を通してリビングからエントランスの様子がうっすらと見える。帰宅した家族の気配を感じられる設計だ。

• 

  2階ホールの洗面コーナー。約4mの大きなカウンターで朝の支度もゆったりと。もちろんテレワークにも対応。

• 

  多角形のガラスシェードがリズミカルな影を作るペンダント照明。消灯している間もアイコニックな存在に。

• 

  脱衣室からバルコニーへ出られる動線。

• 

  中庭からエントランスを見る。真っ白な壁をコーニス照明で照らせば、あたたかな雰囲気の光壁へと変化する。

• 

  洗面カウンターはミラー枠なども含めて造作し、統一感のあるデザインを実現。壁には平田タイルの「ホップス」を施工。少しラフな形と微妙な色ムラが魅力だ。

• 

  勾配天井のある洋室。将来は壁を建てて2部屋に分けられるよう窓や照明、スイッチ、建具の位置などを計画した。

• 

  窓辺のベンチは住まう人だけの特等席。完全オーダーメイドの設計で自分らしい暮らしが叶う。