sumutoco
の手掛けた家
工業的デザイン邸宅
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広々としたコンクリート仕上げの土間とスケルトンの階段がインダストリアルな雰囲気。右手には2つある中庭のうちの1つがあり、上部へと空間をつなげていく。
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洗面化粧台と木製カウンターは横ラインを揃え、大型家具のように設計した。エントランスから見える景色はどことなくアンティークショップのような印象だ。
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洗面周りを雰囲気よく仕上げているのは名古屋モザイクのタイル「クラルテ」。壁付け水栓やミラーボックス、照明など統一感のあるアイテム選びがインテリアをまとめる。
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無駄がなく美しいデザインのスケルトン階段。金属の硬く冷たい質感が静かな時を刻む。吹き抜けの窓から差し込む光が真っ白な壁に影を作る。
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アルミプレートのトグルスイッチは工業的なデザインが最大の魅力。カチっとした操作音を聞けば照明のON・OFFのみならず気持ちまで切り替わるようだ。
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傾斜天井に吊り下げパイプを使ってダクトレールを施工した。コンパクトな黒のスポットライトがギャラリーのように対象を照らす。
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LDKにはチークの無垢フローリングを採用。年月とともに美しく変化する様を長い目で楽しめる。キッチン周りはダークカラーのフロアタイルでがらりと雰囲気を変えた。
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どの角度から見ても美しいリビング。バルコニーは室内と床レベルを揃えることで一体感ある空間になっている。
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EIDAI(永大産業)のL型ステンレスキッチンを採用。コンロの横には袖壁を建てて油はねなどに配慮。木製アクセントウォールの裏側には大きなパントリーが隠れている。
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無垢板を削り出し立体感を出したリブパネル。アーチの奥にも貼りこみ連続性を持たせている。
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アーチをくぐった先はワークスぺース。カウンター前の窓は中庭に面しているからプライバシーを守りながら開放感を得ることが可能。
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書斎からキッチン方向を見る。程よい個室感が集中力を高め、仕事の効率もアップ。
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厨房のようなステンレスキッチンが調理の時間を充実したものに。併設のパントリーには冷蔵庫置き場を設計。床下収納庫と可動棚も設け、さまざまな食材を保管できる。
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キッチン前の壁は深みのある色合いのタイル仕上げとした。施主支給品のステンレスラックをはじめ、棚板やブラケット照明など細部までこだわりが徹底されている。
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L型の配置は作業スぺ―スが広く動線もスムーズ。ゲストと一緒に調理を楽しむホームパーティーなどにも向く。
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レトロやヴィンテージといった言葉がぴったりなタイル。縦ラインを揃えた芋目地が整頓された印象を作る。
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バルコニーはハイウォール仕様としているため外部からの視線が届きにくい。心地よい季節には窓を開けて光と風を満喫できる。
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掃き出し窓の両サイドにも窓を設置して明るさを確保。
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シンプルな白い壁はキャンバスのよう。季節や時間によって異なる形の影を映す。
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バルコニーは自宅にいながら気晴らしができる贅沢なスペースだ。仕事や家事の合間に空を仰げば、停滞していた思考や気持ちもリフレッシュ。
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寝室とウォークインクローゼットが隣り合う。2部屋を隔てる壁の上部を開放させ、デザイン性を高めると同時に部屋間の温度差を抑えている。
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可動棚を組み合わせているから収納する物に合わせてカスタマイズが可能。
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ワイドな窓で開放感あふれるバスルームは中庭に面しているから安心感が高い。ライトグレーでまとめた明るいコーディネートが気持ちを前向きにする。