家づくりコラム
戸建てリビングを広く見せるポイントと3つの施工事例

リビングの最適な広さは、家族構成やライフスタイルによって異なります。
また、同じ広さでも内装や家具の配置、視線の抜けといった設計の工夫次第で、体感的な広さが変わる点にも注意が必要です。
この記事では、戸建てリビングの広さの目安や選び方、広く見せるポイントを整理し、実際に工夫が活かされた3つの施工事例も紹介しています。
視覚的な広がりを演出するためのヒントを、写真付きで分かりやすく解説していますので、これから家づくりを始める方は参考にしてください。
Contents
戸建てのリビングの広さの目安や選び方
戸建て住宅のリビングは、16〜20畳程度が快適に過ごせる広さの目安です。
この広さがあれば、ソファやテレビ、ローテーブルなどの家具を無理なく配置でき、家族が集まっても圧迫感を感じにくい空間になります。
ただし、家族構成やライフスタイルによって必要とされる広さは変わります。
たとえば、2人暮らしであれば12〜16畳程度がゆとりを感じやすく、十分に快適な広さです。
一方で、子どもがいる4人家族では16〜20畳がひとつの基準となり、家族全員が集まって過ごすのに適しています。
さらに、5人以上の大家族や来客の多い家庭では、20畳以上あると安心です。
戸建てのリビングを広く見せる3つのポイント
次に、戸建てのリビングを広く見せるポイントを3つ解説します。
内装は薄い色で統一する
リビングを広く見せたい場合は、内装を白やベージュ、淡いグレーなどの明るい色で統一するのが効果的です。
床や壁、天井の色味を揃えることで、空間全体に一体感と開放感が生まれます。
特に床と壁のトーンが近いと、境界が目立ちにくくなり、視覚的に奥行きも感じやすいです。
また、照明や自然光と組み合わせることで、さらに明るく、広がりのある空間に仕上がります。
ただし、色数が多すぎると雑多な印象を与えるため、ベースカラーとアクセントカラーを決めて、配色にルールを持たせることも重要です。
家具の高さとボリュームを抑える
リビングを広く見せるには、家具の高さと量を抑えることが効果的です。
背の高い家具は視線を遮って圧迫感を与えるため、ローソファやローテーブルなどのロースタイル家具を選ぶと、天井までの空間に余白が生まれ、広がりを感じやすくなります。
収納が必要な場合は、天井までの高さがある家具を選ぶと、壁と一体化しやすく圧迫感を抑えられます。
家具は最低限にとどめ、収納付きベンチやソファなどの多機能家具を活用すると、スペース効率と快適性の両立が可能です。
視線が抜ける・空間がつながる間取りにする
リビングを広く見せるためには、視線が遠くまで抜けるような間取り設計が効果的です。
たとえば、隣接する和室や庭に視線が抜けると、実際以上の広さを感じられます。
また、キッチン・ダイニング・リビングをひと続きにした一体型LDKにすると、壁で区切られることなく空間がつながり、より広く感じられるようになります。
天井に高さを出したい場合は、吹き抜けを採用するのもおすすめです。
縦方向に見通しが広がるため、際よりも2倍近く広く感じられることもあります。
さらに、間仕切り壁や大型の家具など、視界を遮る要素を減らすことも大切です。
できるだけフラットで開けた構成にすることで、リビング全体にゆとりを演出できます。
空間を広く見せる戸建てリビングの3つの施工事例
ここからは、空間を広く見せる戸建てリビングの施工事例を3つ紹介します。
視線が縦にも奥にも抜ける、光あふれる開放的なリビング
リビングを広く見せるには、空間の「縦」と「奥行き」を意識した設計が有効です。
特に上下階をゆるやかにつなぐ吹き抜けや視線の抜けは、実際の面積以上の開放感を演出します。

上記の事例では、白を基調とした内装にオープン階段と吹き抜けを組み合わせることで、縦にも奥にも視線が抜ける設計が実現されています。
階段横にはFIXガラスを採用し、壁で視界を遮らないよう工夫されています。
光と空間が自然に連続し、開放感のある印象を与えます。
明るさと奥行きが強調され、実際の面積以上に広く感じられるリビングです。
家具の高さを揃えて、視線が整う美しいリビングに
家具の高さを揃えることで視界が安定し、より広く感じられる空間に仕上がります。

上記の事例では、ソファやダイニングチェアなど家具の高さが揃えられており、視線の抜けが確保されています。
さらに、リビング中央に配置されたペンダントライトが上下の空間をバランスよく引き締めており、開放感の中にも落ち着きが感じられるでしょう。
吹き抜けからは自然光が降り注ぎ、石目調の壁材と白壁が美しいコントラストを生み、空間に上品な広がりをもたらしています。
吹き抜けと自然光がつくる開放的な暮らし
明るさと奥行きを両立させたいなら、大きな開口部と吹き抜けを組み合わせた設計が効果的です。

上記の事例では、左右の壁面に大きな窓を設けることで、室内にたっぷりと自然光を取り込んでいます。
空間全体が明るく保たれるだけでなく、視線が外まで抜けるため、実際よりも広く感じられる構成です。
また、リビング中央の吹き抜けに設置されたシーリングファンが天井高を強調し、縦方向への抜け感を演出しています。
構造的なゆとりとデザイン性を兼ね備えた事例といえるでしょう。
まとめ|施工事例をヒントに、自分にぴったりのリビングをイメージしよう
家族構成やライフスタイルに合わせて、最適なリビングの広さや設計を選ぶことは、戸建て住宅で快適に暮らすための大切なポイントです。
吹き抜けや開口部の配置、家具の高さを整えるといった工夫により、視線が通る開放的な空間をつくることができます。
施工事例を参考に、ぜひ「自分たちに合ったリビングの形」を考えてみましょう。
実際の設計や施工について具体的なイメージを膨らませたい方は、今回ご紹介した事例の住まいを手がけたsumutoco(スムトコ)まで、お気軽にご相談ください。
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