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【高低差のある土地に家を建てる】7つのメリット・4つのデメリット│建築例や注意点も紹介
注文住宅を検討するとき、高低差のある土地に家を建てるケースがあります。
本記事では、高低差のある土地で家を建てる場合の7つのメリット、および4つのデメリットについて解説します。
デメリットについては合わせて対策も紹介しますので、高低差のある土地の購入や建築計画を検討している場合は、ぜひ参考にしてください。
Contents
「高低差のある土地」7つのメリット
はじめに、高低差のある土地ならではのメリットを紹介します。
次の7つのポイントが、高低差のある土地で「よかった」と感じる理由です。
- ・眺望がよく開放的な空間になる
- ・採光、通風を確保しやすい
- ・特徴的な間取りを作りやすい
- ・視線が届かずプライバシー性が高い
- ・地下室、ガレージを作りやすい
- ・津波や洪水による被害を避けられる
- ・安く土地を購入できる
眺望がよく開放的な空間になる
1つ目は、眺望に優れた開放的な空間になることです。
高低差がある場所、特に高い土地に家を建てるということは、接する道路やその他の住宅と比べて目線が高くなるということです。
都市部で家を建てる場合でも、遠くまで視線が抜けたり空を眺められるようになりますので、室内にいながら開放的な暮らしを実現可能です。
なお、平坦地に家を建てる場合でも、2階リビングなど主な間取りを2階、3階に配置することで眺望のよい暮らしになります。
採光、通風を確保しやすい
2つ目は、採光・通風を確保しやすいことです。
周囲の建物より高い位置に家を建てられると、遮るものがなくなり十分に採光を見込めます。
また、窓を開ければ十分に風が通りますので、衛生的な住環境になります。
特徴的な間取りを作りやすい
3つ目は、特徴的な間取りを作りやすいことです。
高低差のある土地では斜面に合わせて家を建てるなど、平坦地に家を建てる場合と異なる外観・内装の住まいになります。
たとえば、階段なりに収納や生活空間のある住まいや、スキップフロアのある家など、勾配を活かした特徴的な家を建てられます。
▶関連コラム:「スキップフロアはやめたほうがいい?」原因と対策を解説│メリットや後悔を避ける方法も紹介します
視線が届かずプライバシー性が高い
4つ目は、視線が届かずプライバシー性の高い暮らしになることです。
高低差があれば、通行人や車から視線が入ることもなく、また他の住宅の窓と高さが異なることから視線を気にせずに暮らせます。
都市部でもカーテンを開け放てる、開放的な暮らしを実現したい方におすすめです。
▶関連コラム:【外から見えない家・カーテンがいらない家】メリット・デメリットや隣の家から見えなくする方法・施工事例を紹介
地下室、ガレージを作りやすい
5つ目は、地下室やガレージを作りやすいことです。
高低差を活かすと、平坦な土地を掘り返して地下室や半地下のガレージを作るよりも、安価に施工できる場合があります。
地下室は防音性があるため、オーディオや演奏などの趣味がある方にもおすすめです。
▶関連コラム:『一階がガレージや駐車場、二階が住居の三階建ての家』メリット・デメリットや費用・値段など特徴を実例とともに解説
津波や洪水による被害を避けられる
6つ目は、津波や洪水などの被害を避けやすいことです。
津波や洪水の発生時、水は低い方に流れますので高い場所にある建物は被害を避けられる可能性が高まります。
路面などより低い場所で建築する場合も、周囲に高低差のある地形があれば迅速に高台に逃げる事が可能です。
安く土地を購入できる
7つ目は、土地を安価に購入できることです。
高低差のある土地は、画一的な間取りの大手ハウスメーカーが敬遠することから需要が少なく、一般的に土地の取得費用は安くなりがちです。
東京23区内など、土地の取得単価が高くなりがちなエリアでは、あえて高低差のある土地を探すことで希望の予算内で家を建てられる可能性が高まります。
▶関連コラム:東京に家を買うなら知っておきたい『7つのリスク・8つの対策』を解説│東京を選ぶメリットも紹介
「高低差のある土地」4つのデメリットと対策
こうしたメリットがある一方で、高低差のある土地ではデメリットもあります。
対策も合わせて紹介しますので、高低差のある土地の購入を迷っている方はぜひ参考にしてください。
建築コストが高くなる
1つ目は、建築コストが高くなることです。
高低差のある土地では、次のとおり建築費用が高くなる要素が複数あります。
- ・土地の造成
- ・擁壁、土留めの作成
- ・階段、植栽などの外構
建築費用の予算オーバーを避けるためには、事前に念入りに資金計画を立てることが重要です。
土地の取得費用から建物の建築費、造成や外構の費用など全体の費用を確認した上で、予算内に収める必要があります。
▶関連コラム:【住宅ローン みんないくら払ってる?】年収別 月々返済額の目安や疑問も解説
建築プランが制限される
2つ目は、建築プランが制限されることです。
接する道路と比べて高い位置にある家は、玄関までの階段の段数が多くなりがちです。
また、居室の間取りが地形によって制限され、生活・家事動線が長くなることもあります。
- ・ホームエレベーターを用意する
- ・ランドリールームで家事動線を短くする
- ・LDKなど主要な間取りを中心にまとめる
このように間取りを工夫して、土地に高低差があっても快適な暮らしを送れる間取りにすることが重要です。
▶関連コラム:【洗濯動線のよい間取り5つのコツ】2階建て・3階建ての間取りの工夫も解説
開発許可が求められることがある
3つ目は、開発許可を求められる場合があることです。
開発許可とは、一定の規模や条件に合致する場合などに、土地の造成などに制限を設ける制度です。
開発許可が認められない可能性や、許可を取るまでに時間を要する可能性がありますので、土地の購入前に制限の有無を確認する必要があります。
土砂崩れなど災害リスクが高まる
4つ目は、土砂崩れなどの災害リスクが高まることです。
平坦な土地に家を建てる場合と比較して、高低差がある土地は土砂崩れなどで被災する可能性が高まります。
事前に十分に地質調査をした上で、建物下部や斜面部分に対して次のような災害対策を検討する必要があります。
- ・擁壁を設置して斜面を支える
- ・速やかに雨水を排水できるよう側溝などを整備
- ・土壌の流出を防ぐため斜面を緑化する
- ・ハザードマップを確認して地域全体の災害リスクを把握する
高低差のある土地で注文住宅を建てる場合、こうした特徴のある住まいが完成します。
高さを活かすことでプライバシー性が高い開放的な家になり、また1階部分をガレージにするなどの活用も可能です。
ただし、設計・施工には十分な設計力が必要ですので、依頼する工務店・ハウスメーカーの選択には注意が必要です。
首都圏エリアで高低差のある土地での注文住宅を検討中の方は、弊社sumutoco(スムトコ)まで、お気軽にご相談ください。
※しつこい営業は行っておりませんので、お気軽にお問い合わせください。
高低差のある土地に家を建てる際の注意点
記事の終わりに、高低差のある土地で家を建てるなら知っておきたい注意点がありますので紹介します。
施工実績の豊富な業者に相談・依頼する
ハウスメーカーを選ぶ場合は、施工実績が豊富な会社に依頼することが重要です。
実績の豊富な業者であれば、高低差をデメリットとせず快適な住まいにするための対策を提案してもらえます。
また、高さを活かした開放感のある間取りなど、高低差のある土地ならではの設計・施工を期待できますので、メリットを最大限に、デメリットを最小限に抑えた注文住宅になります。
がけ条例に注意する
高低差のある土地で家を建てるなら、がけ条例への備えが必要です。
がけ条例とは、建物ががけ(一定の勾配以上の斜面)に面する場合に、擁壁など安全な措置を求められる制度です。
建物を建てる場所や構造が制限されますので、土地を購入したあとで「実は建築できなかった」「基礎工事に想定以上に費用を要した」といった事態になりかねません。
土地購入の段階で相談できるパートナーを探すことが重要です。
▶首都圏での土地探しについてsumutoco(スムトコ)に問い合わせる
既存の擁壁がある場合は使えるか確認する
購入予定の土地に既存の擁壁がある場合は、そのまま使えるか確認することが重要です。
- ・法による検査済証が交付された擁壁
- ・宅地造成等規制法や都市計画法に基づく開発行為による許可の検査済証が交付された擁壁
こうした擁壁は安全が確認された擁壁として利用可能ですが、築造された年が古い擁壁の場合は、再度築造したり、擁壁から離れて家を建てるよう指導を受ける可能性があります。
まとめ│高低差のある土地の建築はsumutocoへ
高低差のある土地に家を建てる場合の特徴について解説しました。
高低差があることで通行人や車、隣家の窓などから視線の入らない、プライバシー性の高い家を建てられます。
土地の値段が安価、採光通風に効果的など様々なメリットがありますので、高低差がある土地を敬遠せず選択肢に加えることをおすすめします。
また、デメリットを避けるために実績の豊富な業者に依頼することで快適な住まいを手に入れましょう。
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家は建てて終わりではありません。新しい生活のスタートです。
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