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中庭のあるコの字の家のデメリット解消方法｜日当たり、メンテナンス、断熱性・耐震性、間取りなど
コの字型をしていて中心に中庭がある家は、おしゃれで機能的です。
一方で建築後にデメリットを抱えることもあり、丁寧な設計を求められる間取りでもあります。
中庭のある家のデメリットを解消できる間取りを目指して、解消方法を紹介します。
▶『中庭のある家』に魅力を感じながら、デメリットが気になる方はsumutoco（スムトコ）まで、お気軽にお問い合わせください！
Contents
中庭のあるコの字の家のデメリット・メリット
中庭のあるコの字の家を建築すると、採光・通風を確実に改善できると思われがちですが、実は建物の形によっては自身の家の外壁で採光を遮られることも。
このため、中庭のあるコの字型の家を建てる際は、特徴の把握と繊細な設計が必要になります。
どんな特徴を持っているのか、デメリットとメリットを確認しましょう。
デメリット
中庭のあるコの字の家を建てることで感じられるデメリットは、以下の6点です。
- ・建物の形が複雑になり、建築費用がかかる
- ・中庭の仕様によっては水はけが悪くなる
- ・間取りによっては生活・家事動線が長くなる
- ・排水溝のメンテナンスが大変
- ・表面積と開口部が増えるので断熱性能が低くなる
- ・間取りによっては採光・通風の改善が図られない
「中庭のある家」を建築して後悔するケースについて知りたい方には、こちらの記事がおすすめです。→
▶中庭のある家に住んで後悔した理由｜デメリット解消方法（虫対策、大雨対策など）、中庭のメリットも解説
メリット
続いて、中庭のあるコの字の家を建てた場合に、享受できるメリットを以下のとおり紹介します。
- ・開口部が多くなり、採光・通風を取れる
- ・コの字型ならではの独特な外観・間取りを作れる
- ・道路側に閉じることで、プライバシーを確保できる＆子ども・ペットが安心して遊べる
- ・ロの字型の家と比べて手入れが容易
こうした特徴を把握せずに中庭のある家を建築すると、デメリットの側面が強く出てしまい後悔につながる可能性があります。
一方で特徴を把握すれば、デメリットを解消しながら長く快適に住むことができる、おしゃれな住宅を実現できます。
なお、中庭のあるコの字型の家が抱えるデメリットには、解消する方法があります。
紹介するので、気になる方は続けて読んでみましょう。
中庭を囲むような”コ”の字型の家は、採光・通風を始めとするメリットを有しています。
一方で、設計によってはデメリットや後悔を感じることも。
「後悔を感じずに、中庭のある家のメリットを享受したい」と思う方は、中庭のある家の施工実績が豊富なsumutoco（スムトコ）までご相談ください。
※しつこい営業は行っておりませんので、お気軽にお問い合わせください。
sumutoco（スムトコ）は首都圏（東京・埼玉・神奈川・千葉・茨城）のお客様の家づくりをお手伝いしています。
紹介した事例のほかにも、おしゃれな家の施工事例を紹介しています。中庭からの光が差し込む家や間接照明がおしゃれな家など、たくさんの事例の写真を掲載しているので、ぜひご覧ください。
中庭のあるコの字の家のデメリット解消方法
先ほど紹介したデメリットと関連して、中庭のある家を建てる際に気をつけておきたいポイントを紹介します。
- ・日当たり・風通し｜夏・冬の日当たりをシミュレーションして中庭を配置する
- ・メンテナンス｜水はけ・虫除けなどをキープするための手間がかかることを覚悟する
- ・断熱性・耐震性｜家全体のバランスで住宅性能を整える
- ・間取り｜スムーズな生活動線・家事動線を意識した間取りにする
- ・費用｜早い段階から中庭ありの資金計画をする
日当たり・風通し｜夏・冬の日当たりをシミュレーションして中庭を配置する
建物の日当たりや影のでき具合は計算できます。「夏場・冬場の日当たりをシミュレーション」することで、日当たりを望む場所への日の届き具合を調整可能です。
届けたい場所に適度な量を採光できるよう、工夫して設計することが大切です。
メンテナンス｜水はけ・虫除けなどをキープするための手間がかかることを覚悟する
中庭のある家を建築する場合は、「継続的にメンテナンスをする必要」があります。
主な理由は以下の2点です。
- ・十分な水はけの確保：雨で中庭が浸水しないよう、排水溝の継続的な掃除が必要
- ・蚊を始めとする有害・不快な虫を避ける：植栽や雑草が生い茂って虫が発生しないよう、手入れが必要
適切な状態の中庭を保つためには、一定度の手間がかかる認識が必要です。
断熱性・耐震性｜家全体のバランスで住宅性能を整える
中庭のある家は、以下のような理由で断熱性・耐震性が低下するケースがあるため、「住宅性能の確保」が不可欠です。
- ・中庭によって外壁面積が増える＝外気に接する外壁面積が増えて、外気の影響を受けやすくなる
- ・中庭によって窓・ドアが増える＝熱の出入り口となる開口部が増えて、室内の空気が逃げやすい
- ・中庭によって建物形状がコの字・ロの字など複雑になる＝地耐力が弱い箇所が生まれるケースがある
高い断熱性能を持つ断熱材や窓を利用することで、熱の出入りを制限しましょう。
耐震性についても、間取りや壁の位置の工夫で、建物の破損や倒壊を防ぐことが可能です。
sumutoco（スムトコ）では、耐震・断熱性能にも気を配っています。耐震・断熱性能への配慮について知りたい方はこちらの記事がおすすめです。→
▶sumutoco（スムトコ）の家づくり 耐震性能
間取り｜スムーズな生活動線・家事動線を意識した間取りにする
「生活動線・家事動線を意識した間取り」も、中庭のある家では不可欠です。
洗濯室と物干し場所の距離を近くすれば、日々の動線が短くなります。
動線を意識することで、室内の移動距離の長さに不満を持つことはなくなります。
「中庭のある家」の間取りの特徴を知りたい方には、こちらの記事がおすすめです。→
▶中庭のある家の間取り｜二階建て・30坪〜40坪の事例、コの字型・ロの字型の家で後悔しない方法も解説
費用｜早い段階から中庭ありの資金計画をする
建築費用が高くなることについては「中庭を設けること前提の資金計画にする」ことで対処します。
中庭の施工事例が豊富なハウスメーカー・工務店では、中庭のない家と比べて、中庭のある家がどの程度高くなるかを把握しています。
資金計画段階で中庭を設けたいことをはっきり伝えて、予算オーバーを防ぎましょう。
開放的でおしゃれ＆機能的な中庭のあるコの字型の家を実現するために、紹介した工夫を行って、後悔のない満足度の高い中庭のある家を実現してください。
ここまで紹介した、中庭のある家のデメリットを解消する方法を適宜取り入れるには、設計者の力量が求められます。
中庭のある家の設計・施工実績が豊富な施工業者を探している方は、sumutoco（スムトコ）まで、お気軽にご連絡ください。
※しつこい営業は行っておりませんので、お気軽にお問い合わせください。
中庭のあるコの字の家づくりが成功した事例
記事の終わりに、中庭のあるコの字型の家のデメリットを、設計上の工夫で解消した施工事例を紹介します。
二階の中庭で快適な室内環境を実現
はじめに紹介するのは、二階に中庭とダイニングキッチンを設けた住まいです。
中庭から差し込む光がダイニングを明るく照らしています。
スケルトン階段からは3階からの光も取り込むことができていて、風通しの改善にも役立っています。
中庭を挟んで反対側にある和室です。
中庭側の窓を開放すれば、風が通り抜けて非常に心地よい環境で過ごせることが期待できます。
二階に設けた中庭は、道路や隣家の視線を感じることもありません。
和室もダイニングキッチンも、カーテンを開放しながら生活できます。
広々とした中庭で十分な採光・通風を確保
外を身近に暮らす家は、非常に広々とした中庭を持つ住まいです。
大きく開いた中庭から、望む分だけ採光できます。
中庭に面したリビングでは、日光の恩恵を最大限に受けられます。
なお、日光は断熱性が不足する住まいでは夏場はデメリットに変わります。壁内の断熱材、および窓の断熱性の確保が必要です。
広々とおしゃれな「中庭のある家」を作る方法を知りたい方は、こちらの記事もおすすめです。→
▶ロの字の家のおしゃれな外観｜外観・間取り事例、ロの字の中庭のある家のメリット・デメリットを紹介
実用性に優れた身近な中庭のある住まい
暖炉と暮らす家は、薪ストーブが設けられたリビングに隣接する中庭を持つ住まいです。
中庭に使用する前の薪を置けるため、家事動線の短縮化にも役立ちます。
水栓も設置していて、気軽に中庭のメンテナンスを行える点も魅力的です。
道路に面していますが、縦格子によって視線をカットし、人目を避けながら採光・通風を図れる、理想的なコの字型の家といえます。
中庭は設けることでデメリットを感じる場合もあります。
一方で、紹介した事例のように、設計の段階で工夫を加えることでデメリットを解消した、機能的なマイホームを実現できます。
中庭に最適な工夫を加えるためには、中庭の設計・施工実績豊富なハウスメーカー・工務店に依頼することが大切です。
まとめ│中庭のあるコの字型の家、デメリットを避けつつ実現！
中庭のある家・コの字型の家に興味を持ちながら、デメリットに不安を感じている方は、まずはデメリットを正確に把握することをおすすめします。
デメリットは、適切な対処で解消可能だからです。
その上で、中庭ならではのメリットを享受する方法を、設計者とともに考えましょう。
「後悔するのでは？」と大きな不安を抱えているなら、専門家に話を聞きに行くのがおすすめです。
▶中庭のある家を得意とする「sumutoco（スムトコ）」に問い合わせる
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家は建てて終わりではありません。新しい生活のスタートです。
その生活が心地良く後悔の残らないように、私たちは以下のことを大切にしています。
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