コラム
廊下のない間取り事例(平屋・2階建て・30坪前後)|後悔しない7つの方法、風水など解説
廊下のない間取りは、使用できる面積をフル活用して居住空間を確保できるため、狭小地などでの家づくりにおすすめです。
でも、廊下には空間を仕切る・音を遮るといった役割があるため、廊下のない間取りに不安を感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、首都圏エリアで多彩なアイデアを活かした間取りを提案している『sumutoco(スムトコ)』が、ご家族が快適に暮らせる廊下のない間取りの作り方を、わかりやすく解説します。
首都圏エリアで、「廊下のない間取り」など個性的でおしゃれな家づくりを検討中の方は、sumutoco(スムトコ)へお問い合わせください。
多彩なアイデアで、ご家族の理想を詰め込んだ理想の家づくりをサポートいたします。
※しつこい営業は行っておりませんので、お気軽にお問い合わせください。
Contents
廊下のない間取りの成功事例|平屋・2階建て・30坪前後
はじめに、廊下のない間取りの事例を確認しましょう。
世帯人数・ご家族構成に関わらず人気の高い30坪前後の、平屋・2階建ての間取りを紹介します。
【平屋・30〜40坪】玄関・LDKの間に廊下がない家
こちらは、玄関・LDKを隔てる廊下がない間取りです。
外の風が直接室内に吹き込まないよう、玄関前に通路・壁を設けました。
こちらの記事で、おしゃれな玄関事例を確認できます。
▶【一戸建ての玄関をおしゃれに見せる!】ポーチ・ホール別コツを解説│首都圏の21の事例とともに
【2階建て・30.23坪】中庭で空間をゾーニングした廊下のない家
こちらは、廊下がないことで、中庭から入る自然光・自然風が室内全体に行きわたる間取りの画像です。
こちらの記事で、中庭のある家の間取りを確認できます。
▶中庭のある家の間取り|二階建て・30坪〜40坪の事例、コの字型・ロの字型の家で後悔しない方法も解説
【2階建て・31.72坪】1階に廊下のない家事が楽になる家
こちらは、1階の中心に階段を配置して廊下を設けず、効率的な家事動線づくりに成功した家です。
LDKを通って全てのスペースにアクセスする間取りなので、ご家族がコミュニケーションを取りやすい点も魅力的です。
【2階建て・32.53坪】廊下のない&大きな吹き抜けのある家
こちらは、廊下を設けず、リビング全体を吹き抜けにすることで、リビングから家全体を見渡せる間取りです。
窓が大きく開放的な室内空間ですが、家全体を壁で囲っているため、外から室内を見られる心配がありません。
マイホームに吹き抜けを設ける場合の注意点を、こちらの記事で確認できます。
▶【吹き抜けのある家】魅力や気を付けたい注意点・おしゃれにするためのポイント|実例も紹介
sumutoco(スムトコ)には、今回紹介しきれなかった事例がまだたくさんあります。ぜひごらんください。
廊下のない間取りの事例を紹介してきました。
どの間取りも開放的で、空間を広く使って暮らす様子をイメージできますね。
一方で、すべての空間が見渡せるため、「トイレの出入り・音などは気にならない?」と不安を感じた方もいらっしゃると思います。
次に、廊下のない間取りのデメリット、デメリット解消法を紹介するので、ぜひご確認ください。
廊下のない間取りのデメリット、デメリット解消方法
廊下のない間取りの主なデメリットは、以下のとおりです。
- ・家全体に音が響きやすい
- ・調理の匂いが広範囲に広がりやすい
- ・冷暖房効率プライベートスペースが丸見えになる
- ・冷暖房効率が低い場合は快適性も低くなる
廊下のない間取りのデメリットは設計の工夫によって解消可能ですので、それぞれ紹介します。
家全体に音が響きやすい
廊下のない間取りは「トイレを流す音」「入浴中のシャワー音」「テレビの音」といった生活音を遮る建具や空間が少ないため、家全体に音が伝わりやすい点にストレスを感じるケースがあります。
音を遮りたい場所には、建具を設置して音を遮りましょう。
こちらのように、LDK内に建具を設けて、空間を遮る方法もあります。
調理の匂いが広範囲に広がりやすい
廊下のない間取りは、音と同様に匂いも広範囲に広がりやすい点がネックです。
匂いは、換気扇や窓の位置を工夫するほか、ドア・壁も活用して広範囲に広がらない工夫が可能です。
また、こちらのように、セミオーオープンの壁を設けると匂いを遮る効果があるほか、空間デザインのアクセントにもなります。
プライベートスペースが丸見えになる
「パブリックスペースであるLDK」と「プライベートスペースである個室・水回り・収納」を隔てる廊下がないことで、来客時や玄関ドアを開ける際に、プライベートスペースが丸見えになるケースがあります。
防犯上の心配もあるため、「ドアの位置・向きを工夫する」「セミオープンの壁を設ける」といった工夫で、プライベートスペースが簡単に見通せない間取りを検討してください。
また、LDKにセミオープンの壁を設ける場合、「LDK側の壁に壁掛けTVを取り付け、裏側を収納スペースにする」といった工夫も可能です。
冷暖房効率が低い場合は快適性も低くなる
廊下がない間取りは開放的な大空間づくりをできる点が魅力ですが、大きい空間ほど快適な温度を保つ工夫が必要です。
断熱性能・気密性能が高く、自然光・自然風も活用して冷暖房効率を抑えられる家づくりを目指しましょう。
室内の快適性を保つ方法については、家づくりを依頼する建築会社に相談することをおすすめします。
首都圏エリアで、快適性にこだわった開放感のあるマイホームをご希望の方は、sumutoco(スムトコ)へお問い合わせください。
sumutoco(スムトコ)は、建築士同席の打ち合わせ回数が多く、とことんこだわって家づくりを楽しめる建築会社です。
※しつこい営業は行っておりませんので、お気軽にお問い合わせください。
廊下のない間取りのメリット
廊下のない間取りのデメリット・デメリット解消法を確認してきましたが、廊下のない間取りにはメリットもたくさんあります。
- ・延床面積を広げずにLDKや個室の面積を増やせる
- ・建築費用を抑えられる
- ・室内全体を一定の温度に保ちやすい
- ・LDKにつながる部屋が多くコミュニケーションを取りやすい
- ・家事動線・生活動線が短くなる
- ・部屋の奥まで自然光・自然風が行き渡り衛生的
- ・部屋の奥に光・風を通せて衛生的
それぞれ具体的な内容を紹介するので、廊下のない間取りを検討する際の参考にしてください。
延床面積を広げずにLDKや個室の面積を増やせる
廊下を設けないことで、家の延床面積を変えずに、LDKや個室を広くすることが可能です。
特に狭小地での家づくりをする際には、「収納スペースを確保しやすい」「可動式間仕切りの活用で、可変性の高い間取りを実現できる」といった点も魅力です。
建築費用を抑えられる
予算オーバーの際に、廊下のない間取りにして延床面積を削減し、建築費用を抑えることが可能です。
また、廊下のない家は自然と建具の数も少なくなり、建築費用が抑えられます。
建築費用を削減することで、住宅設備をグレードアップする・家具を購入するなどの余裕も生まれますね。
室内全体を一定の温度に保ちやすい
廊下には空調設備を設置しないのが一般的で、居室との温度差が発生しますよね。
廊下がない間取りは室内のすみずみまで冷暖房が行き渡りやすいため、特に冬にストレスを感じやすい脱衣所や玄関で、快適性を実感できる点が魅力です。
LDKにつながる部屋が多くコミュニケーションを取りやすい
廊下のない間取りは多くのスペースがLDK直結になるのが一般的で、ご家族がコミュニケーションを取りやすくなります。
ご家族それぞれが個室で過ごしていても様子がわかりやすいため、子育て中・介護中などの場合も、安心して過ごせます。
家事動線・生活動線が短くなる
廊下のない間取りは家事動線・生活動線が短いほか、ドアの開閉が少ない点も便利です。
帰宅してすぐにリビングでくつろげますし、洗濯や片付けなどあらゆる動作を短縮できるので、効率的な生活が可能です。
部屋の奥まで自然光・自然風が行き渡り衛生的
廊下のない間取りはドア・壁少ないため、家の奥まで自然光・自然風が行き渡りやすくなります。
その結果、家全体に湿気が滞留しづらくなり、家の劣化を早めるカビ・ダニの発生防止も期待できます。
廊下のない間取りQ&A
最後に、廊下のない間取りをご希望の方から、sumutoco(スムトコ)がよくいただく質問・回答を紹介します。
Q.廊下のない間取りに、風水上の問題はある?
A.廊下がない間取り自体には、風水上の大きな問題はないとされているのが一般的です。
ただし、風水は自然の中でより良く暮らすための術で、主に以下のような場所は「改善が必要」という判断となります。
- ・空気が滞りやすい場所
- ・清浄ではない場所
- ・暗い場所 など
廊下の有無に関わらず、家のすみずみまで気持ちの良い環境を整えやすい間取りを目指しましょう。
Q.最適な延床面積の決め方を知りたい
A.国土交通省が提唱している、「世帯人数ごとの延床面積の水準」が参考になります。
世帯人数 | 延床面積 |
---|---|
1人 | 約12〜16坪(40〜50㎡) |
2人 | 約16〜22坪(55〜75㎡) |
3人 | 約19〜30坪(65〜100㎡) |
4人 | 約25〜37坪(85〜125㎡) |
参考リンク:国土交通省『住生活基本計画(全国計画)における誘導居住面積水準及び最低居住面積水準』
Q.建築会社の決め方を知りたい
A.以下のようなポイントを確認し、ご家族が信頼できる建築会社を選ぶことをおすすめします。
- ・ “住みたい”と思いたくなる、高いデザイン性
- ・ 要望を全て伝えられる、打ち合わせの回数
- ・ 土地選びや資金計画から相談できる体制
- ・ 快適性を実感できる高い住宅性能
- ・ 天然素材の使用
- ・予算に応じたプランを提案してくれる
※sumutoco(スムトコ)は、デザイン性の高い快適な家づくりが得意な建築会社です。
首都圏エリアでマイホームを検討中の方は、お気軽にお問い合わせください。
※しつこい営業は行っておりませんので、お気軽にお問い合わせください。
まとめ│廊下のない間取りで開放感のある暮らしに
廊下のない間取りの事例、メリット・デメリットなどを紹介しました。
廊下を設けないことで開放的でおしゃれな家づくりが可能ですが、音・匂い・冷暖房効率など、工夫が必要な面もあります。
今回紹介した情報を参考に、ご家族がのびのびと快適に暮らせる家づくりをしていただけると幸いです。
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