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sumutoco事務所に転がるあれやこれや

今回は初訪問の際に気になりすぎて打ち合わせどころでは無かった事務所に転がるあれやこれやについて突撃してきました。
社員さんにとっては用途の分かり切った材料でも、私にとってはどれも謎に満ちた美しいなにか!

 

既製の子ども用のおもちゃよりも、キラキラひかるキッチン用品や生活用品に惹かれる赤ちゃんと同じ気持ちだと思います。
そう、出来上がったおもちゃよりも父ちゃん母ちゃんが使っているパソコンや鍋や電話のほうがよっぽど魅力的なんです。

 

まずは私のハートを射抜いたこちら。

 

 

完全に可愛い菓子折りです。
一枚一枚がベルギーチョコだっておかしくないです。

 

と言って質問したら、「すごくうれしいですが、板です。笑」と返ってきました。
どうやらフローリング材のサンプルらしいのですが、もはやこの正方形をタイルのように並べたテーブルとかが欲しいなぁ、なんて空想してみたり。
厚さから色から質感まで、実際に触れたり眺めたりして好きな素材をピックアップすることができます。

 

 

壁に貼られた木材も、同様にフローリング材だそうです。
菓子折りの正方形もキュンとしますが、実際に大きなサイズで壁に並んでいると、よりおうちで使うことをイメージしやすいですね。
ちなみに私のお気に入りはコチラ。

 

 

隣の深い森にある大きな木を連想させるような落ち着いた色合いの板と迷ったのですが、
明るく風通しの良いイメージが湧いたので、今日のお気に入りはこの子になりました。
サラッとした手触りも自然で優しい。
これが一面に並んだリビングだったら、どんな暮らしになるかしら。

 

そういえばこの壁一面のフローリング材。
初訪問の時は壁の半分しかなかったんです。
社長が自らDIYして取り付けたそうです!

お客さんがこの壁のサンプルを見ながら、
触ったりノックしたり、遠くから眺めたり、近くでじっくり見たり…
そんな風に楽しみながら選ぶ姿を想像しながら取り付けたんだろうなぁ、と思いました。

sumutoco初訪問

「壁が漆喰だ…」
「わ!すんごい立派な柱!」
「このお庭の古くて大きな木、いつからあるのかなぁ」
「優しい照明だなぁ。」
「この導線、料理しやすい~!」

 

美しい建築物や古くから大切にされている技術や素材、
心地よさを演出するための導線。
住んでいる人の工夫やこだわり。
そんな「小さいけど大事な想い」を探すことが大好きな広報担当のいずみです。

 

入口さえ分かれば職人の努力と想いはそこかしこに溢れていて、
料理や音楽、乗り物や広告…日常の様々な分野で触れることができます。

ありがたいことに「建築」の入口を教えてもらった私は、もうずっとワクワクしています。

 

今日はSUMUTOCO事務所初訪問の様子を綴っていこうと思います。

実は板橋は留学から帰ってきて最初に一人暮らしをした街で、都会でありながら人の繋がりが色濃くて大好きな街なんです。
「朝食会」なんていって、ご主人を送り出した後にご近所の奥さんがご自宅に招待してくれて、
朝ごはんを一緒に食べながら街の話を聞いたりする素敵な会を何度も開いてくれました。
別のご近所さんがドアノブにリンゴの入った紙袋をかけてくれていたり、
隣の部屋の中国人留学生の子とお惣菜交換をしたり。(青椒肉絲と肉じゃがの交換)
家賃3万円の安アパートでの板橋の暮らしは、私にとって大切な大切な思い出です。
あ、そうそう、上板橋のお寿司屋さんと志村坂上のやきとん屋さんがまた良いんだよなぁ~。

 

 

話がそれてしまいましたが、SUMUTOCOさんは都営三田線「本蓮沼駅」A4出口より徒歩20秒。

ヨーロッパの工房みたいな可愛い看板が目印です。
ドキドキしながら事務所に入ると、目に飛び込んでくるのは壁に掛けられた様々な壁材!

「なんだこりゃ!」
と心の中で思いながらも案内された席に座ると、今度は後ろに謎の石、石、石…。
「この石、おもむろに転がってるけど何なんだ…」

そして今日の初訪問で一番キュンとしたのはこのチョコレートボックスみたいなきれいな板の入った箱。

いったいどこで活躍する子たちなのかなぁ~?

なんか、きもちのいいおうち。

はじめまして、こんにちは。
物語のある家を作り続けるスムトコさんで、家づくりや会社のストーリーをお届けする役を仰せつかりました たかぎいずみです。

 

埼玉の田舎でフルートを吹いたり教えたり、音楽サロンホールを運営している、建築とは遠く離れた畑からやってまいりました。
なんで笛吹の私が建築事務所のブログを書いているかって?

 

もう私が聞きたいくらい不思議なご縁なんです。

 

 

 

私は大学を卒業してからフランスへ音楽留学をしました。
珍道中という言葉がぴったの4年間。

 

留学から帰国して 貧しくも楽しく演奏活動をしていた私に、友人からこんな提案が…

 

「超おしゃれなお宅でお客さんにダイレクトに音楽を届けるコンサートがあるんだけど、出てみない?」

 

駅から緑豊かな森を横目にしばらく歩くと、やわらかな印象の素敵なお宅が。
ドキドキしながらベルを鳴らすと、
「開いてるから勝手に上がってー!」
大きな笑い声が印象的なマダムが迎えてくれました。

 

飾られたドライフラワーが映えるシンプルで落ち着いた色合いの壁、
触れる箇所全部が優しい木の作り、
光がたっぷり入るリビングはなんとも幸せなにおい。

 

 

 

 

なんか、きもちいい。

 

 

そんなお宅では、かれこれ100回近くコンサートを開かれているとのこと。
主催の奥様は もうすんごいパワフル。

 

「音の葉」というコンサート。
小さな宝箱のような幸せな空間のコンサートでした。

 

 

その宝箱のようなやさしいおうちを作られたのが現スムトコさんの建築士さんで、
そこで出会ったのがデザイナーの進藤さん。
音の葉と 立ち上げ当初のSUMUTOCOのホームページのデザインをなさっている方です。(やっとつながった!)

 

初めましてから3年後、
「人の心が通った素敵なものが大好き」かつ
「そんな素敵なものを大好きな人に教えるのが楽しい」という私に、

 

「きっとSUMUTOCOさんのおうちやそこに関わる人とのお仕事は楽しいと思うよ。」
そう言ってこのブログを書くお話をくださいました。

 

7年前に留学をしていなければ、
SUMUTOCOの作ったおうちでコンサートをすることもなかった。
そこで進藤さんに出会ってなければ今日この文章を書いていなかった。
そしてこれから出会うたくさんのおうちの「物語」に触れることもなかった。

 

そんな風に思うと、毎日のあれこれが未来のどこへつながるのか不思議なワクワクが心を満たします。

 

 

山3つくらい離れた
全く違う畑の私から見た
「建築のおはなし」

 

 

素敵なおうちへの憧れはあるけれど、知識はまだゼロ!
どんなおうちに出会って、どんな物語があって、そして私自身がどんな風に変化していくのか。

 

ワクワクすることを少しづつ文章にしてお伝え出来たらと思います。