なんか、きもちのいいおうち。
はじめまして、こんにちは。
物語のある家を作り続けるスムトコさんで、家づくりや会社のストーリーをお届けする役を仰せつかりました たかぎいずみです。
埼玉の田舎でフルートを吹いたり教えたり、音楽サロンホールを運営している、建築とは遠く離れた畑からやってまいりました。
なんで笛吹の私が建築事務所のブログを書いているかって?
もう私が聞きたいくらい不思議なご縁なんです。
私は大学を卒業してからフランスへ音楽留学をしました。
珍道中という言葉がぴったの4年間。
留学から帰国して 貧しくも楽しく演奏活動をしていた私に、友人からこんな提案が…
「超おしゃれなお宅でお客さんにダイレクトに音楽を届けるコンサートがあるんだけど、出てみない?」
駅から緑豊かな森を横目にしばらく歩くと、やわらかな印象の素敵なお宅が。
ドキドキしながらベルを鳴らすと、
「開いてるから勝手に上がってー!」
大きな笑い声が印象的なマダムが迎えてくれました。
飾られたドライフラワーが映えるシンプルで落ち着いた色合いの壁、
触れる箇所全部が優しい木の作り、
光がたっぷり入るリビングはなんとも幸せなにおい。
なんか、きもちいい。
そんなお宅では、かれこれ100回近くコンサートを開かれているとのこと。
主催の奥様は もうすんごいパワフル。
「音の葉」というコンサート。
小さな宝箱のような幸せな空間のコンサートでした。
その宝箱のようなやさしいおうちを作られたのが現スムトコさんの建築士さんで、
そこで出会ったのがデザイナーの進藤さん。
音の葉と 立ち上げ当初のsumutocoのホームページのデザインをなさっている方です。(やっとつながった!)
初めましてから3年後、
「人の心が通った素敵なものが大好き」かつ
「そんな素敵なものを大好きな人に教えるのが楽しい」という私に、
「きっとsumutocoさんのおうちやそこに関わる人とのお仕事は楽しいと思うよ。」
そう言ってこのブログを書くお話をくださいました。
7年前に留学をしていなければ、
sumutocoの作ったおうちでコンサートをすることもなかった。
そこで進藤さんに出会ってなければ今日この文章を書いていなかった。
そしてこれから出会うたくさんのおうちの「物語」に触れることもなかった。
そんな風に思うと、毎日のあれこれが未来のどこへつながるのか不思議なワクワクが心を満たします。
山3つくらい離れた
全く違う畑の私から見た
「建築のおはなし」
素敵なおうちへの憧れはあるけれど、知識はまだゼロ!
どんなおうちに出会って、どんな物語があって、そして私自身がどんな風に変化していくのか。
ワクワクすることを少しづつ文章にしてお伝え出来たらと思います。